企業と開発

もう昭和の時代だろうか、企業が開発を怠ればその企業は衰退するというようなフレーズがテレビで流れたことがあったと思う。確かにその通りだ。画期的なものを考案し製作したとしても時代とともに古くなっていくことは当然のことだ。常にその時代にあった改良開発を続けていかなければ世の中から取り残されることは間違いない。しかしだよ。俺は一人でやっているんだしお馴染みさん達は1対1だからいいけど俺からしてみれば1対何百の意見をきかなきゃなんないんだ。でも毎日が楽しい。いろんな意見の中には、師匠かつお節でルアー作ったらどうかなとかスルメではどうかなとか面白い意見に会うこともある。管理釣り場では許可してくれないだろうから自然河川か海でやってみようかな。木で作るにしても大きいのは時間がかかるが、問題は小さいルアーだ。木の端切れで百個も出来る。ただ作業性は頗る悪い。写真のように一円玉に乗るようなバイブレーションを作ってくれと言っても作業しにくい。

随分と様変わりしたもんだ。でも言われればなんでも作るよ。

アユとハリセンボン。