ミミズの役割凄い
高校野球のチャンネルを間違えてNHKEのをに押してしまった。1に変えようと思ったらミミズの画面が出てきた。昔といっても昭和30年ころ池袋の我が家でもミミズを探すのは難しくなかった。15分も歩いて千川に行けば小さな小川がありミミズの餌でフナ、コイ、ヨシノボリ等結構釣れた。みんなは想像できるかな。さて、テレビの画面に移ると、いるんだなーミミズを研究して世界中を駆け回っている人。沖縄で発見した新種のミミズ、またスタッフと一緒に落ち葉の下にいた太いミミズを探し当てたときにミミズを大事そうに抱き上げてる様子、まるで我が子を抱くようなしぐさだった。地球でミミズの役割は落ち葉を分解して土を作ることのほかに、雑草の種に自分の糞をかぶせて日光を遮り発芽しないようにすることだとか。稲の有機栽培において最も大変な雑草の駆除をしなくてすむらしい。すなわち、雑草の芽が出てこないのだから。そして次に大事な役割は、ほかの動物の餌になること。なんとミミズの60%が動物たちの腹を満たしているらしい。宇宙食として最も優秀な食べ物になるみたい。いや既に我々は食しているかもしれない。見た目だけで気持ち悪いと敬遠してしまう生物でもかなりの貢献を人間にしているんじゃないかな。現代人は見直すことがあまりにも多いような気がする。NHKは見逃してしまいそうな小さなことを放映してくれてる。別に庇うわけでもないけど、将来人類が生き延びていくための重要な番組になるなると思う。大げさではないような気がする。ちなみに受信料は払ってるよ。