一つ一つ手作業で

明日は城ケ島の一休フィッシングセンターさんに新規の見本と従来の商品の納品。ところでルアーを作るときにアイの強度が大きなウエートを占めることはご存知の通り。初期のころは市販のアイヒートンを使ってたがねじ込みの部分が短くて外れたことが何度かありクレームが来て遠くまで交換しに行ったこともあった。こちらの誠意を解ってもらえた。そこでお客さんと不良対策をしたこともあった。つい最近までいろいろお世話になっていたが亡くなられてしまった。クレームが縁でお付き合いするなんておもってもみなかった。その結果出た答えが写真のアイヒートンだ。

引張強度に強く左右の調整ができ、錆びない金属それを要求された。そしてステンレスの生番線を使うようになった。なんでもそうだと思う今は何気なく使っているものでも最初は皆苦労したはずだ。アイヒートンを作る道具は電動ドライバーでやっている。

簡単だけれどもここまでたどり着くにはいろいろなものを試した。ルアーの重さをはかるには上皿天秤でもやった。効率的には最悪。

今はデジタルの秤で1秒で出来る。便利だなあ。