この忙しいのに竹竿つくれー

磯ウキを作ってるが忙しいとは言っても注文は来てない。来るだろうと思って作っているだけなのでストップは可能だが一度ほかの作品に作業が移ってしまうと次に磯ウキを削ろうとすると手の感覚だけで削っているので微妙な形の変化が出てくる。だからウキに専念するから竹竿は作れないよってことになればいいのだが。無茶苦茶お馴染みさんとかわがままお馴染みさんなどがいておれの思うようには進まないのが現実。結局2.7メートルのへら竿と6フィートのフライ竿の2本を作ることになった。期限は今週土曜日まで。出来るわけねーだろって言ったら、かみさんがあたしのでよければ貸してあげるって言って来た。わがままお馴染みさん親指たてていた。管理釣り場に行くらしい。彼曰く竹竿でニジマス掛けて取り込むまでのスムーズさは人工素材の竿では味わえないらしい。そうかなあ。何じゃあ作ってる本人がわからねーのかよ。あのなあ俺は釣り師じゃねーの、釣り道具を作るほうだからお客さんに言われたモノを忠実に作るだけだから。へーそんなもんかあ。そりゃそうだろ自分の気に入ったものを作っていたら何本もできないし商売にならねー。なるほどだって。だけどいつもいつも気に入ったもの作ってくれるよなあ。そりゃあありがとう。最高の誉め言葉だなあ。たまにゃあいいこと言ってくれるなあ。

フライロッドはOKでヘラ竿はガイドがないから土曜日までにはできるだろう。そうだ明日は休みだあ。かみさんに一万円あげた。いつも一生懸命協力してくれているので。宝くじ買いに行くんだって。去年一万円買って一万三千円当たった。どんちゃん騒ぎをした。結局二万円の足が出たが初めて当たったのがよほど嬉しかったようだ。