さあ、メジナの季節がやってくる。玉ウキ派と棒ウキ派の釣り人がいるので両方作る。玉ウキは頭に窪みを作ることによって潮の流れに乗りやすくしたもの。棒ウキは以前はバルサ材で作っていたが今は木曾ヒノキを使用している。お客さん達は木曾ヒノキの感度は抜群と言ってくれるが俺は試したことがないので自分で確認の意味もあって23日伊東の川奈に行ってかみさんにテストしてもらう。いつも厳しい評価だからOKが出ればいいのだが。OKがでなくても注文は来ているが感度の確認のためにもテストしてもらう。川奈のイルカ浜公園釣り場なので30センチ以上のメジナは望めない。種類は玉ウキが直径18ミリ、21ミリ、24ミリ、27ミリを作る。棒ウキは長さ10センチで太さを変えて12ミリ、15ミリ、18ミリにする。釣り人は海の有れ具合で使い分ける。

まだ玉ウキしか出来ていない。頭に窪みを加工してある。お馴染みさんの要望。お馴染みさん曰く。この天辺に窪みのあるウキは何処にも売ってねぞーって言ってるけど確認してない。仕上は黒の部分に俺独自の金粉のチラシ塗りを施す。