2023年2月

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お馴染みさんがルアー竿のグリップだけ作ってくれって。俺が作れば料金が発生するぞ。それより組み合わせだから自分で作りな。リールシートの内径だけは15ミリと決まっているからそれに合ったものを見つけな。微妙なところは削るようにしたほうがいい。ボール盤を使ってキリで穴をあけるのは素人では危険だ。長さはノコギリで調節するように。切ったところはヤスリで荒い順から磨いていく。あとは30分硬化の接着剤を付けて組み立て。接着剤が硬化したらクリアー塗装。師匠竹にシミがいっぱいあるね。それはな、シミと取るか紋様と取るか人それぞれだ。シミと言って削っても相当削らないと消えないよ。だから紋様として扱ったほうがいいと思うよ。そのほうが自分独自のものが作れるだろう。世界に一つしかないものだ。お馴染みさん、ああそうか。

グリップの後方部分。

グリップの先端部分

リールシートの部分。
昨日清掃作業に行ってるマンションの住人さんから和ダンスの処理を頼まれた。見たら広島県の有名な場所で作られたものだ。桐の厚さだけでも15ミリある。聞くところによると当時20数万円したらしい。2棹で50万円もしたらしい。住人さんは女性でしかも独身。でも84歳でしゃくしゃくとしている。いつまでも元気でいてほしい。少しでもお金にしようとしてあちこち高く買ってくれるところを探していたがどこに行っても1500円止まり。ハードオフによるとタンスは余っているのと和ダンスは買い手がつかないらしい。住人さんにその旨を伝えると持ってってもらっただけで充分ということなのでルアーとウキに変身しようと思う。そう言えば和服着ている人少なくなったなあ。

幅1メートル

パソコンのどこかを押してしまったんだろうな。管理画面が映らなくなってしまった。毎日書き込みを入れてるので心配したお馴染みさんが来てくれた。何かあったんじゃないかってね。経過を言ったらちょいちょいで終了。書き込みが出来るようになった。ありがとうございます。これからの時代こういう人が日本を引っ張っていくんだろうなあ。そういう日本を見届けるためにも長く生きるんだ。風力発電を知っていると思う。20年前松山に単身赴任していたころ佐多岬半島には三机(みつくえ)あたりに1か所しかなかった風力発電だが5年後には八幡浜から三崎まで10数か所も増えた。エネルギーの風は無限で無料。結果論を言ってもしょうがないけどもったいないことしてきたなあ。それより復活する間いろんなことがあったなあ。ボラ談義から伊東港にボラを釣りに行く予定がかみさんの要望で河津桜見物になってしまい伊東に帰って来てからはボラ釣りがカマス釣りになってしまったこと。小さいルアーじゃないと掛からないとベテランさん達に言われて、はいそうですかとはいかない。20gのジョイントを飛ばしたところかみさん4匹連チャンで掛けた。でもそれっきり。餌釣りの人たちは10数匹掛けてた。翌日開いて干物にした。ウメーーー。3月1日から山梨県上野原の渓流釣りが解禁になる。テストが増える。

開き

もう40年にもなるかあ。福島県の砥石の産地にお馴染みさんの友人さんがいた。立ち寄って庭を見るといい仕上砥石があったので売ってくれるように頼んだらいくらでも持っていけると言われ頂いてきた。形を整えて仕上砥石として作り上げた。高さが10センチあったんだが6センチにまで減っていた。よく使ったものだ。杉,檜のような針葉樹はバイト(工作物を回転させて削る時の刃)では削りにくい。これに目を付けて作った製品を販売したら誰も真似しなくなった。しかしノミ1本のフリーハンドで削るので後継者もいない。子供達には押し付けられない。もし跡を継ぐということになれば自分の仕事は辞めずに趣味的にやるように勧めるつもりだ。好景気、バブル景気に高売り上げをしたと思ったらバブル崩壊、釣り人の激減そしてコロナ。こんな不安定な仕事は俺一人でお終いだ。でも物凄い時代を生きてきたんだなあ。

減ってしまった仕上砥石。

左のノミは20年目。右のノミは去年おろした。追:働くことのバイトだが、アルバイトの略称だろう。ドイツ語で働くという意味なのは皆もしっていると思う。結構日本での俗語が世界に通用するようになったなあ。
かみさんが作ってくれと言って来たアロワナは10年も前にお客さんから注文を受けたが、いまだ取りに来ない。音沙汰なし。2個連なのでかなりの値段がする。デザインも俺がしたので商品として売り出しても問題ないと思うが気が引ける。10年も前だからこのブログのことも知らないだろう。もし見てたら連絡して。3月いっぱい連絡なければ売り出すよ。アロワナだけでなく結構あるんだよね。自分で作ったんだから手間代だけだけどね。ヤガラのお馴染みさんは近くだから良かったけど。売っていいよって言ってくれた。これは解決。ヤガラはかなりの成績上げるんじゃないかな。ゆっくり引いてもかなり動くから。アロワナは個2連だからそれなりの値段はするが、ヤガラは手ごろな値段で販売できる。アロワナとヤガラは来週の水曜日三浦半島の小磯でかみさんが試すって。このごろベテランのような事を言うようになった。慣れかなあ。でも魚が掛かるとパニック。

アロワナをシリーズで作った。

ヤガラもシリーズで作る。
かみさんは千葉の館山生まれ。生まれて間もなく母親と死に別れ祖母に育てられたらしい。当時那古船形の港でも漁獲量と言ったら半端じゃなかった。おばあさんは自分の所でとれた卵などを持って港に行くと10個ほどの卵でバケツ2杯分のカタクチイワシと肉の付いたマグロの背骨と頭を背負子にいっぱい詰めてくれたらしい。当時はマグロの中落ちを食べる習慣がなかったから値が付かなくてくれたんだと思うが週に2度ほどマグロの中落ちを刺身で食べていたらしい。なんでこんなところを食べなければいけないんだろうと思っていたらしいが現代の我々からしてみれば超高級食品だよな。3食腹いっぱい食べたってゆうから今の値段にしたら万に近いだろうな。カタクチイワシに関しては手さばきでさしみにして食べたらしい。冷蔵庫がなかったので刺身の後は目ざしにしてにしてあとは茹でて煮干しにして保存食としていたらしい。どうりで体が丈夫なわけだ。子だもたちにも魚が主体だった。味付けがうまいので子供たちにも人気だった。おかげで皆病気一つしない体になった。やはり日本人にとって魚は欠かせないけど高くなったね。イカなんか暫く食べてない。

味噌汁

22時に三浦半島の小磯に着いた。上げ潮だがゆっくりとした流れ。スズキはだめだろうとかみさんに言ったが、やるんだと張り切ってる。俺も一緒に始めたが魚の気配が感じられない。かみさんは一生懸命キャストしてくれているので何とか釣らせてやりたいがどうしようもない。横須賀のお馴染みさんも来ていたがあまり芳しくなかったので引き上げた。潮だまりにいた小魚をすくって3Bのガン玉を2個付けて投げさせた。入れ掛かりとはいかないまでも1時間で10センチのカサゴ2匹と24センチ、18センチのメバルをヒットさせた。カサゴはリリースしてたみたい。

プラグでないので写真はなし。帰りの車の中で、じいちゃん、なぜ海の水が引いたり満ちたりするの?って言うから、月は地球の周りを同心円で回っているんじゃないんだ。楕円軌道で近くなったり離れたりしているんだ。その距離によって引力が異なるのさ。へーーーじいちゃん凄いんだねー。コレコレ中学校の時に理科でやってるはずだがなあ。あまり勉強好きじゃなかったからなあ。中国語で勉強の意味知ってるか?。無理強いということだ。中国語では学習って言うんだ。昔は勉強塾って言ってた時期もあったけど今は学習塾って言うだろう。解らなければ今から学んでも遅くはない。釣り談議がとんだ方向に行っちまったな。それと学校の成績が悪いからと言って世の中に通用しないかと言うとそうでもない。成績が良かったからと言って社会のリーダーになれるかと言うとそうでもない。世渡りは知識じゃない知恵なんじゃないかな。その証拠にばあちゃんは車の免許持ってるだろう。ああそうか。チャンチャン。