年輪の方向を横にする

いつも無茶ぶりを言ってくるお馴染みさんが今日もとんでもない発案を持ってきた。それは今まで縦方向に年輪が向いていたがそれを横方向にできないかということ。

出来るわきゃねえだろと言ってしまえば簡単だが、お客さんの言うことは尊重すると言っていたのがウソになってしまうので削ってみることにした。時間は倍かかるが何とか削れた

横なので曲げに弱いから竹串のような心棒を入れるようにする。カラーリングをしてしまえば年輪のほうこうは無意味だが、浮三(うきざ)の得意は年輪を生かすことだからこれはイケルかもしれない。それにしてもこのお馴染みさんの想像力ってものすごいね。しかし50年近く削っていたけど考えもつかなかったなあ。ありがとう。素直に言った。