浮力調整ウキの製作方法がやっと確立できた

浮力調整ウキがやっと製作方法を確立できた。精密機械を使って部品を作れば簡単に作れるがその部品だけで1個1200円もする。本体と合わせれば卸値だけで2500円を下らない。釣人の手に渡るには5000円ほどになる。これでは使う人が限られてしまうし買ってくれないだろう。やはり2000円前後にしなければ買い手がいなくなってしまう。この1年間いろいろの材料を試してみたが納得いく出来ではなかった。やっと出来た。2000円前後で浮力を自由に変えられる磯ウキ。形状は公開するからみんなも作ってもらいたい。浮力を調節するだけでなく頭の部分を皿形にしてあるので本流ウキとしても使える。今のところ販売店は真鶴のアオキ釣具店さんと御徒町の大森忠商店(釣具卸)さんのみ。一人で作っているのでそんなに数は出来ない。これは特許申請した方がいいんじゃないかなんて言う人が出てきているがそれは出来ない。なぜなら46年前すでに同じような型式をアオキ釣具店さんに納入しているから。1年もかかったんだからさぞかし立派なものが出来ただろうと思いきや防水のためにゴムチューブを使い銅との接着にゴムのりを使っただけ。あれこれ考えすぎた。出来てしまえばこんなものかなあ。