2022年11月

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玉川上水の側道を自転車で走っていると山茶花の花が散り始めていた。童謡たきびの歌に出てくる歌詞のなかで、しもやけおててがもうかゆい、とあるがこの歌ができたころの陽気は結構寒かったんだろうなあ。

1955年ごろは確かに季節ははっきりしていた。今では夏日があるほど暑い。そういえば当時は夏32℃と言うとニュースになったもんだ。変わってしまったなあ日本いや地球か?。愚痴になるからやめておこう。さて、来週の16日は三浦半島へ打ち合わせ。それが終わったら三崎港でマルイカとヤリイカのテスト。お馴染みさんが胴回り15ミリを作ったんだが18ミリと21ミリもほしいということでとりあえず18ミリを先にはテストする。ヤリイカは11gあるので6ポンドのラインなら50メートルは飛ばせるだろう。なんとか城ケ島三崎水道に青物がいる間に釣ってみたい。できたら胴回り21ミリも作る予定。
晴れの日が続き湿度が低くなるにつれて水のある所では蒸発が発生する。水が蒸発すれば蒸発潜熱によって水中から熱が奪われ徐々に水温がさがってくる。そして夏の魚と冬の魚がいれかわっていく。でも今年はなかなか湿度の低い日が少なかったせいか今だに夏の魚の水温だ。でももう3週間位で水温は下がっていくだろう。そろそろメジナウキを削りださなければならない。

磯場のサラシの大きさによってウキの浮力も変わってくる。写真は3種類だが上と下に2種類ずつある。微妙なんだろうなあ。木曾ヒノキのウキは感度がいいと言われるが作ってる本人は言われたままの浮力と形にしている。俺の考案したものなんかクレームだらけで数少ない。けど何個かある。言うとケチ付けられるから言わねー。今日はじいちゃん達の野球のメンバーが足りないので試合に行ってきた。前の試合で70歳以上のじいちゃん達に交じってセカンドに女性がいた。結構そつなく守備をこなしていた。バッティングもいい。

ベースランニングも男以上だ。

マスクを取らないことを条件に撮影と掲載の許可をもらった。連盟のルールでは女性の年齢制限はないらしい。連盟の中に何人かいるらしい。がんばれーーー。

いきなり孫娘2人が来た。じいちゃん天体望遠鏡出して。なんで???。決まってんでしょう今日は皆既月食と天王星食だよう。あ!そうか。埃だらけの天体望遠鏡を物置からだしてきた。あれ???接眼レンズがない!!!。ここにあるよ。何があるか我が家のように知っている。そうだなあ10年間預かったもんなあ。中3の孫がさっさと三脚を立てて照準を合わせている。もうこんなに成長したのかあと思いながら見とれているとじいちゃん見えたよ!!!。まだ欠けてないけどはっきりとしたクレーターが映し出されていた。するとじいちゃん欠けたって言って来た。肉眼でもわかるんだけど覗いたらやっぱり欠けてた。前回の月食の時は天体望遠鏡の動かし方すら解らなかったのに自由自在に操ってる。子供ってポテンシャルの塊だなあとつくずく思った。学校の行事が多くてあまり顔を見せないが来れば10年前と同じワーワー、キャーキャーで昔と変わらないなあちょっと目が潤んだ。

最初のころはこんな角度立ってても見られたが午後8時20分には中腰にならなければ覗けなくなったので椅子を用意した。これなら楽だだってさ。

お馴染みさんが一緒になって見ていた。照準を外すと上の孫を呼んで直してもらってた。子供は何するんでも早いなあ。同じことを言ってらあ。

撮ってもらったけど解んねー。でもありがとう。
今から55年前俺が大学卒業して手取り額が3万円前後だった。昭和43年。日本中が好景気に沸いていた時だった。5年後には手取り額が15万円を超えていた。今考えられるかなあ。なぜならば生産の拠点が日本だったということ。だから働けば働くほどお金が入って来る。それを使う。そしてさらに生産をする。残業などでお金が入って来るという正のスパイラルのまっただ中に日本はいたと思う。貯蓄もしたと思うがそれ以上に消費が上まったようだ。ひとびとは皆中流意識を持つようになった。俺は例外で相変わらず貧乏だった要領が悪かったんだろうな。今になって分かったことだがコツコツとやっていくことの大事さを知ったような気がする。若い世代特に小さな子供のいる家庭は苦しいと思う。がんばれとは言わない。必ず節約の道があるはず。世の中値上がり値上がりがいきわたっているけど結構こんな時に抜け駆けする会社も出てくる。今日はスーパーに行って乾麵の所を覗いたらこんな値段のうどんが置かれていた。

安かろう悪かろうかと思いきや10分茹でて冷水でよくもみ洗いすると絶品だった。これとミカン、ネギで320円だ。これなら大人3人2食分は十分にあるそれにタンパク質を加えても500円で充分だ。孫を預かった時から12年がたつが主夫になってきたかな。

話は変わってマルイカとヤリイカに目を入れた。後は塗装はデイップ塗装とイニシャル印刷。ほっとしたのもつかの間。師匠、20g位の4個連作ってくれって入ってきた。別に驚かないよ。ちょうど材料があったからこれでいいか?と言ったら、あ!!!最高だって。

クリアーもあったので今日中に2回目塗れるだろう。金曜日の夜行くから頼むねで帰っていった。即席だがうまくできたと思う。
昨日は誰も来なかったので仕事がはかどったが今日も誰も来ないとなんか物足りないなあ。と思っていると噂をすれば影とやらで早速無茶苦茶お馴染みさんが来た。師匠今作っているマルイカとヤリイカ(径15ミリ)もう一回り大きのと一回り小さいの作ってだって。なんだ今日はまともだなあと思いながら聞いてみると、三崎の根魚と青物スリルがあるなあと言って来た。いつ行ったんだ。2日の日だよ。我々が伊東に行った時だ。小潮周りだったけど結構ナブラが立って面白かったよ。ただナブラの立つ時間はほんの数秒なのですぐそばに青物用の竿を置いておいてすぐキャストできるようにしといたけどだめだった。釣れたら捌いてやるから刺身を奥さんに食わしてあげろよ。カワハギを5匹釣ったので自分で捌いた。教えてもらった通りやったらできた。肝醬油にしてあげたらかあちゃん喜んでたよ。子供が3歳ぐらいになったら家族で行くんだって。珍しいな。今日は無茶苦茶言わずに帰ったよ。今径15ミリのマルイカとヤリイカに目を入れているところ。

4ミリのビーズで色はトパーズ。彼から言われた材料を用意した。すぐに大きさの要求に答えられるのが零細企業のいいところ。

明日から準備だ。来週の火曜日にはクリアーまでは塗れるからかみさんと二人で三崎に行ってテストしてくる。
作った製品の納品集金の業務をウイークデーの水曜日にできることになったので交通渋滞もなく土日の4倍くらいの早さで出来るようになった。今日はその水曜日の代出勤。半日だけなので後は帰ってきて作業に打ち込める。午前中マンションの周りを掃除していたら八重のサザンカ(山茶花)が3リン咲いていた。冬はもうすぐそこかなと思ってほかのサザンカを見るともうすぐ咲きそうな蕾がたくさんあった。すこし寒くならないと海水温も下がらないし海苔を商売にする漁師さんも困ってしまうだろう。自然界のサイクルが一昔前と比べてかなり狂ってきているようだ。2日に伊東に行った時にはタカベが群れていたからな、海水温が高いんだろうな。

早咲きのサザンカ(山茶花)。最初の3リン。冬はもうすぐだけどまだまだだなあ。マンションの隣にある公園にジョロウグモが巣を作っているあまりひとめにはつかないところなんだけど。人目に付くところはことごとく排除を要求されるのでクモも行き場がない。そのクモは夏から今まで巣を壊さないでおいたら人差し指の先ほどまでに大きくなった。

変態かもしれないが毎日声をかけている。心なしか足を動かしている。クモって越冬するのか冬眠するのかどっちだろう。モズにやられなければいいんだが。夕方からマルイカとヤリイカを塗装したので塗膜が硬化するのは明日朝だな。

明日は清掃作業で水曜日に休みにしてもらい土曜日出勤する事になった最初の日。水曜日も土曜日も8時半から11時半までなので午後からは休みなのでいろいろできる。土曜日、日曜日の納品集金となると交通渋滞で非常に効率が悪かった。マンションの理事長さんに頼んだら快くOKしてくれた。自分では当たり前に清掃しているのだが、住人の人たちから見ると物凄く真面目らしい。よく住人の人から言われるのが、あなたのお家はチリ一つ落ちてないでしょう?って。本当はモンズ(もず)の巣状態なんだけどね。モンズの巣って知ってる?。鳥のモズの巣なんだけど。とにかくメチャクチャな巣を作るんで知られているんだ。鳥の巣は機械で編んだように作られているのが普通なんだけどね。要するに家の中をドンじらかしているような状態をモンズの巣と例えられるようなんだ。もしマンションの住人さんが我が家を見たら、人は見かけによらぬものと思うだろうな。皆もどうなんだろうかな。会社できちんとしているひとでも家に帰るとゴロゴロしている人って多いんじゃないかなと思うんだけど間違っていたらごめんなさい(ハハハハハ)。釣りだってそうだよね。こんな所にいっこねえよな。なんて仕掛けを入れたとたん大物を掛けたなんて何度かあるんじゃないかな。恋愛も同じだよな。この人私のこと(俺のこと)関心ないよなあなんて思ってたら、打明られる事ってあるよね。俺ん家なんか職場結婚だけどいつの間にか一緒に暮らしていた。かみさん職場ではチリ一つ落ちてない状況だけど家に帰ってきたらゴロゴロのぐうたらだけどね。人間両立出来る人っているのかなあ。ぐうたらかみさんに53年も振り回されてきたけど人間どこかで休みがないとストレスたまっちゃうよな。それによって病を引き起こすようであれば元も子もないよ。今日は写真はなし。
睡魔と闘いながら今日未明に書いたブログではトウゴロイワシとタカベのことを書くのを忘れた。釣りたかったって言うか食べたかった。トウゴロイワシは色からサヨリに似た味で椀だねや刺身は最高だ。タカベは刺身にすると表面が少し黒くなるが。味は最高。塩焼きから揚げ、開いて干物いろいろな料理ができる。釣り方はコマセを撒いてそこに浮仕掛けのハリにアミエビを付ければいいだけ。ただ、撒いたコマセに仕掛けを入れるのが結構難しい。ならばとアユの餌釣り用のウキで問題は解決する。

左は試作品右の2個は新しいタイプ。目印の蛍光塗料は頭の平らな部分だけ。使い方は20センチ位のハリスにしてアミエビをハリに付けてコマセの中に浮についてる螺旋を突っ込み取り出して離せばウキ本体は下になり螺旋は上を向くそのままふりこめば餌とコマセが一体化する。もう50年前頃見たことがある。あまり需要がなかったので開発はしていなかったがかなり需要がありそうだ。人気が出ると量産屋さんが手掛けることもあるだろう。現在は1200円だけど量産屋さんが手掛けるようになればもっと安くなるだろう。発育盛りの子供にとってカルシュウムは不可欠だ。何度も言うけどネンブツダイは貴重だよ。頭とウロコはは固いから取り除いて唐揚げにしたり、包丁かフードプロセッサーで細かくしてすりおろした山芋と小麦粉かお好み焼きの粉をすこし繋ぎとしてまぜて油で揚げれば愛媛のじゃこ天が出来上がり。じゃこ天は結構な値段だよ。
この物価高に作り方によっては最高の栄養になるから子育てのママたち安い素材、特にイワシは安いし料理の数もかなりあるから考えてみて。
昨日の朝6時に我が家を出発し伊東に着いたのが9時半新井の堤防に行ってみると水中ではトウゴロイワシの15センチ位のに交じって同じくらいタカベが泳いでいた。仕掛けを持ってきていないので見ているだけ。釣りをしている人の中には25センチ位のシマアジ交じりでメジナ、クロダイをあげていた。スキップマウスのテストとカマスを釣るルアーしか持ち合わせていないので諦め。防波堤で15年前トンネル掘削現場でお世話になった会社役員の方とお会いした。懐かしかった。会社の事務所にお邪魔すると役員の方が電話を入れておいてくれたのか、当時の現場監督が笑顔で迎えてくれた。伊東にはよく来るが役員の方とお会いしなければいつも素通りしていた。これからは邪魔にならないように顔だけ出す程度にしておこうかな。トンネル掘削現場での経験は今の仕事でも大いに役立っている。

伊東市の津波が来た時の緊急避難ボート。30人位は乗れる。

イルカと触れ合えるプール。丁度イルカの食事の時。

イルカ公園の由来。シンキングのスキップマウスは思い通りの動きだった。釣果はゼロ
日をまたいでしまうかもしれないので宜しく。かみさんが粘らなければいいんだけどーーー。
あまり興味がなかった釣りにかみさんがはまってしまったのは、アユの友釣りだったようだ長い竿から掛けて取り込むまでのスリルがたまらなかったらしい。誰だってそうなるよな。無茶苦茶だけど自分の理論は持っているようだ。なんつったって結果がすべての世界だから無茶苦茶しても釣れりゃあいいんだろっていう状態。そりゃあそうだよとしか言えない。現に無茶苦茶がまかり通ってるから。俺も自分の持論がほぼ崩された。結果として思いもよらぬものができて感謝している。ますますつけあがるかな。とにかく売れればいい、釣れればいいということだから。結局伊東には今日早く寝て明日5時に我が家を出発。用意するものを要求してきた。えーーー。こんなに持っていくの???。青物やったり根魚やったりするんだって。

わざと人のいる所に開いておくんだって。アラーーー。営業までしてくれるようになったんだ。かみさんがうちの主人の作品ですって言うとほぼ全員が見てくれる。俺が言っても素通りされてしまう。女性の生きるための力かなあ。

まだ目が付いてないものもあるけどなあ。あたしがいいというんだから大丈夫だって。スゲー自信だなーーー。無茶苦茶に任せてみようっと。