なんだ!!!。こんなことだったのか。わざわざ遠回りをして目的地に行く。まっすぐ行けば半分の時間で済んだのに。なんてこと結構あるよね。羽根つきマイクロプラグのことなんだけど。作った当初から水面に浮かせることだけを考えていた。豪快だから。でも少し潜らせて手に来る感触を楽しむ釣人だっているんだと思い知らされた。比重の大きい材質のことは論外だった。三浦半島の小磯で会った横須賀のお馴染みさんからリクエストで自分の考えがいかに浅はかだったかを知った。そういえばかみさんが言ってたゲンゴロウで見えないけど手に来る当たりって結構楽しいね。なんて言ってたことを今思い出した。よく言う。親の言う小言は反発するが気にいった学校の先生が言う言葉は素直に聞き入れるなんてこと結構皆したんじゃないかな。かく言う俺だって同じだ。かみさんがああしろ、こうしろと言うとまず反発する。お客さんだと聞き入れる。あとで言い争いになるが謝る。そして水羊羹を作って出すと収まる。木曾ヒノキにこだわることは悪いことではないがお客さんあっての商売だからもう少し柔軟に考えてよって言われるのでごもっとも。写真は比重の大きい桑の木と木曾ヒノキそして桐。同じ大きさであれば桑は沈み加減、桐は完全に浮く木曾ヒノキはギリギリで浮いてる。このことを理解して大きさを決めていかなければならない。
