段々と棒うウキと皿頭ウキの浮力調整の部分ができてきている。出来てしまえばなんだとなるがここまでが大変なんだ。二番せんじや三番せんじはこれを基にして作っていくからこれ以上のものが出来るのは当たり前。でも作れるものなら作ってほしい。これからの釣業界のためにも。

皿頭型の浮力調整ウキは木曾檜。棒ウキは桐、木曾檜を使う要望があればバルサ、発泡ウレタンなども作る。なおヘラウキに限らず磯の棒うウキのトップに竹を使うという問合せは頻繫にくるようになった。うちに来るヘラ釣りのお馴染みさんがかなり広めてくれた。48年前ウキトップにプラスチックパイプではなくて竹を使って売りに行ったことがある。材料が買えなかった時代だ。皆に笑われた。買ってくれたところは真鶴のあおき釣具店さんだけだった。助かった。今は違う。ヘラ釣り師が積極的に竹トップを要求してくるようになった。俺は釣り師ではないのでわからんけど竹は無垢だが僅かに浮力がある。プラスチックパイプは中が空気だ。そこに違いがあるんじゃあないのかなあ。いずれにしても時代の変化、それも48年もたって復活するなんて解らないもんだなア。かみさんにヘラブナ釣りもやってもらうよううだなあ。幸い川崎フロンターレの傍に等々力遊水池がある。近いからいつか行ってみるかなあ。