2023年1月

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明日は俺も休みなのでいいけど、夜中仮眠して明日の朝釣りしようよって言わなければいいけど。今日19時に家を出て21時に三浦半島の小磯に着く予定。メバルとスズキを狙うみたい。スズキに重点を置くみたい。いろいろテストしてもらうのはありがたいけど帰りは休み休み帰って来よう。持っていくのは大きなプラグが多い。

結果は明日。
一人のお馴染みさんがきっかけで昔作ったが販売にこぎつけなかったプラグが復活したとあって他のお馴染みさん達が目の色を変えてきた。こうして1点1点考察していってみよう。必ずどこかマイナーチェンジすれば復活するものが出てくる。その最有力候補がこれだ。

昨日も紹介したがアイの位置を重いっ切って中央寄りにしたところ遅巻きでも大きな動きをするようになった。少しマイナーチェンジをするが大きくは変えない。10年も前になるが30個ぐらいずつ作ってあったのでお馴染みさん達に渡してテストしてもらうかな。いつもは水曜日が休みだからその日にテストするが、かみさんが張り切って明日の夜7時に出かけるんだって。勿論ほかのプラグもテストする。目的はメバル。時間は1日の0時位とするが。仮眠して朝方フライロッドで釣りをするかもしれない。釣りに見向きもしなかった人が入れ込んでる。狩猟本能というのかなあ。

来週の水曜日もフライフィッシングなんだけどちょっと違うんだよな。三浦半島の小磯で海タナゴを狙うんだって。コマセも用意したほうがいいのかな。コマセなしでやろう。釣れなければ何か考えようよ。だからマイクロプラグは用意しといてね。俺はマンションの清掃作業は水曜日と日曜日が休みだが、かみさんは水、木曜日と連休だからいいけど火曜日の夜から行って、水曜日フルにいろいろなテストをしようという計画。従って火曜日の午後7時に家を出て三浦半島の小磯に9時につく。そこから3時間ほどメバルを狙って朝まで仮眠。食事をして8時頃からフライフィッシング。出来るかなあ。それとかみさんがすごいもの作ってくれって言って来た。アロワナ。1月31日の火曜日の夜スズキを狙うんだって。以前途中まで作ったのがあるからそれでやってみよう。

それとこれなあに。お馴染みさんに言われて作っているうちにそんな形になっちゃったんだ。どう動くの?。水面下20センチくらいをくにゃくにゃ動くよ。完成させようと思ったんだが他が忙しくって手が付けられないでいた。

へんなんだけど結構成績上げているらしいよ。じゃあそれも試してみるから仕上げといて。は~い。ねむ。
なんだ!!!。こんなことだったのか。わざわざ遠回りをして目的地に行く。まっすぐ行けば半分の時間で済んだのに。なんてこと結構あるよね。羽根つきマイクロプラグのことなんだけど。作った当初から水面に浮かせることだけを考えていた。豪快だから。でも少し潜らせて手に来る感触を楽しむ釣人だっているんだと思い知らされた。比重の大きい材質のことは論外だった。三浦半島の小磯で会った横須賀のお馴染みさんからリクエストで自分の考えがいかに浅はかだったかを知った。そういえばかみさんが言ってたゲンゴロウで見えないけど手に来る当たりって結構楽しいね。なんて言ってたことを今思い出した。よく言う。親の言う小言は反発するが気にいった学校の先生が言う言葉は素直に聞き入れるなんてこと結構皆したんじゃないかな。かく言う俺だって同じだ。かみさんがああしろ、こうしろと言うとまず反発する。お客さんだと聞き入れる。あとで言い争いになるが謝る。そして水羊羹を作って出すと収まる。木曾ヒノキにこだわることは悪いことではないがお客さんあっての商売だからもう少し柔軟に考えてよって言われるのでごもっとも。写真は比重の大きい桑の木と木曾ヒノキそして桐。同じ大きさであれば桑は沈み加減、桐は完全に浮く木曾ヒノキはギリギリで浮いてる。このことを理解して大きさを決めていかなければならない。

我工房でもゴールドラッシュのような時代があった。ルアーにしてもウキにしても注文のラッシュだった。時には品質を落としてでも納品を迫られた。例えば5回塗るところを3回にしたりしたこともあった。それでも注文が途絶えることがなかった。バブルの時代だ。我工房でもNC旋盤の導入に迫られた。1000万円もする機械だが1日で数百個の製品ができる。この計算から行くと1か月で500万円の売り上げになる。浮三はノミ一本の手加工で生きてきたからこの機械の導入をしなかった。もうNCで作った安い製品に追われて売上は5分の1に激減した。ノミ一本なので償却するものが何もなかったから何とか食っていけた。そしてバブル崩壊。本当に水の泡と言う言葉が当てはまった。NC旋盤を売ったほうも買ったほうもその後どうなったかは知らない。その当時作ったものが後生大事にしまってあったんだなあ。いま生意気なお馴染みさん達によって蘇るようになった。心の中では、ありがとう、だが相変わらずお互いに憎まれ口をたたきあっている。普通のお客さんが入ってくるとびっくりしている。でもちょっと時間が経つと笑ってくれる。再生産されるルアーの一部。

おーい居るか。野菜!!!。このお馴染みさんが大金星を挙げることになるかもしれない。20年来製造していないプラグを再生産にまで伸し上げることになるかもしれないからというより再生産は間違いない。我工房ではこんなことは珍しくない。なぜなら昔っ作った半完成になってるプラグを自分で作れるから。自分で作っていったものには値段は付けない。このジョイントプラグは引いてくると動きが大きかったので釣れると思ったが意外と見掛け倒しだった。ところがこのお馴染みさんが使ったところキャストしてライントラブルを直している時バイトがありフッキングした。おかしいなと思い再度キャストして止めておくとやはりバイトがありフッキング。ああ!!!。これは引いてくるのじゃなくて置いとけばいいんだということにきずき同じようにして数十匹掛けたらしい。このジョイント前後の長さが異なっているため周波数が違って動きがことなり魚には餌に見えたんだろう。引いてくるのではなくてジッと置いたままにするのがいいんだって。わかんないもんだねーーー。

さあ、つくるぞーーー。
午前中に所要を済ませ向かった先は三浦半島。三崎に着いたのは3時。三崎港、城ケ島を見たが釣り人は数人。小磯に移動して5時頃にかみさんが20センチちょいのカサゴをヒットさせた。その後25センチのメバルをヒットさせた。流石にメバルはネットを要求したが、左側の砂地に引っ張り上げた。興奮してた。そりゃそうだ柔らかい竹竿が根元あたりから弧を描いていたから。多少余裕も出てきたのか魚が掛かった時の竿の曲がり方を見られるようになったようだ。かみさんが言った。竹竿ってすごい反発力だね折れるかと思った。途中横須賀のお馴染みさん達と出会った。小さいのはリリースして20センチクラスを持っていた。テスト用に何点か頼んだ。

城ケ島から見た夕方の富士山。

城ケ島大橋。カサゴをヒット

続いて25センチのメバルをヒットさせた。これは手ごわかったらしい。帰りの車内ではかなりうるさかった。
先週の水曜日。リバースポット早戸でプラグのテストをしている時自分で在庫の中から何点かを作っていったお馴染みさんのプラグが再度人気になってきた。ジョイントなんだが、どういうことかというとキャストしてそのままほおっておけば波の力でうごく。長さが違うので動くサイクルが異なる従って生きているように魚には見えるのかもしれない。とにかく引いてくるとよく動くように作ったんだけどあまり売れなかった。大小100セットくらい残ってる。そうか!!!。そういう釣り方もあるんだ!!!。明日は寒いのでどこか寒さをしのげるポンド(池)に行きたいけど。かみさんが風邪をひいてしまったら大変だ。明日の午前中の様子を見て決めるかな。ただ少し作っておかなければならないだろう。しかし自分でこのプラグを作っていったお馴染みさん、大金星になるかもしれないな。

もう20年も前なんだからな。解らないもんだな。

在庫は約40年分だからこの3倍はある。もし売れたら200万円くらいになるよ。屋根直して、ガスストーブにしていろいろしてなんてことにならないかな。ハハハハハ、欲描くな。自分。
もう去年の11月で77歳になった。コロナが始まって売り上げが下がってしまった。誰のせいにもできない。当時知り合いの自転車屋さんから5000円で買った自転車でマンション清掃のバイトをするため東大和市から小金井市まで通った。1時間かかった。最初は中古の電動アシスト自転車が欲しかったがかみさんに絶対にダメといわれた。でも1週間したら徐々に通勤時間が短くなっていった。今では50分を切ることもある。目に見えてわかるようになったのは、じいちゃん達の野球で内野安打と盗塁ができるようになったことだ。これかーーー。かみさんがガンとして譲らなかった電動アシスト自転車。ロサンゼルスドジャーズにいたころの野茂英雄さんを思い出した。筋肉は何歳になっても鍛えればついてくるって。162センチで74キロあった体重は今は65キロ。かみさんに操られていたようだな。かみさんの口癖死ぬまで仕事をするんだ。いいのかなあ、それで。

釣り人のこだわり(ここだけの話わがまま)は出来るだけ聞き入れる。そのため俺は釣りはめったにしない。すれば主観が入るから釣り人のこだわりを拒否してしまうことだってあるだろう。釣れようが釣れまいが自分のこだわりが通らなければ悔いが残るだろう。出来るだけ聞いてあげるようにしている。そのこだわりを話している時のお馴染みさんの表情は何とも言えないくらい楽しそうだね。たとえそのこだわりが外れたとしても俺は笑ったりはしない。どこかで使えるかもしれないし他の分野(装飾)でヒットするかもしれないから。だけど疲れるーーー。今回は一円玉に収まることがこだわりだった。結局長さを短くしただけなんだけどね。

以前のモノとの比較

俺の作ったのがいいんじゃなくて彼の情熱の力なんじゃないかな。釣りって客観的に見ると物凄く面白いよ。あれだけ釣りを拒否していたかみさんがのめりこんじゃうんだから。どこかに人間の狩猟本能があるのかなあ?。
18日の曜日お馴染みさんが来たみたいだ。誰もいなかったので在庫の中から2個連を見つけて慣れない手つきでアイを付けて行ったらしい。まさかそれがとんでもないことになるとはその時本人全く思わなかったらしい。こっちはいないからなお知らない。夕方転げるように入ってきた。師匠(何度も言うけどあだ名だよ)これやばいよ。なんだ。自分でアイ付けていったのか?。かあちゃんが小さいのやってるから俺は大きいのを試してみた。この2個連なんで自然に動くの?。それはな波などの影響によって前と後ろの長さの変化で周波数が違ってくるんだ。長いほうが遅く短いほうが早く動くんだ。種も仕掛けもないよ。自然のナス姿だ。水が上から落ちる、暖かい空気が上に上がる。ただそれを利用しただけさ。もう20年も前に作ったから忘れてた。また作ってみるか。やっとコロナ前の売り上げに戻りそうだな。

これぜーんぶ番号が振ってあるからあわせなきゃあなんないんだよな。

先日のマイクロバイブレーションのお馴染みさん1円玉の中に入るようにしてくれ。

粗書

デザイン

出来上がり。
我美女軍団(自分たちで言っているだけ)テスターの一人ゆみちゃんの新しい就職先が決まったと昨夜連絡があった。テキパキした動きとコンピューターに長けてる。その実力をもう少し発揮できるところはないかと気をもんでいたんだが状況を聞いてそこなら大丈夫と思った。心配してたけどそれには及ばなかった。3か月経つと有休が貰えるらしい時間的にちょうどいいかな。前のことは言ってもしょうがない。新天地で実力を発揮してほしい。それにしても前社は惜しい人物を失ったなあ。
実際マイクロプラグだけだは食ってゆけないのでかみさんに通常のプラグも試してもらうように頼んだ。かみさんがそうだねって。だけど水面に浮いてる小さなプラグに魚が飛び出てくるのって豪快だねーーー。ヨシ!!!。来週はフライ3時間ルアー2時間にするねだって。えーーーまたリバースポット早戸。来週はメバルじゃあなかったの?。メバルは2月から。じゃあ、それまでにメバル型のルアーを作っておくかな。メバルでメバルを釣るかな。昨日のゲンゴロウで2連チャンしたので気に入ってしまったらしい。色を考えて見てはどうかね。くろの拭き塗りでもしてみるかな。拭き塗りなら年輪もよく見えるし紋様にもなるな。拭き塗りとはどんなものかを教えたら乗り気になってた。これは出来てからのお披露目。さてもうそろそろ玉川上水の側道に草花が芽を出す頃になってきた。

手前はノビル。
午後からリバースポット早戸。いきなり今日は大物を釣りたいと言うので最上流に行った。確かにでかいのが泳いでいる。かみさん目が輝く。しかし2時間半で30センチクラス2匹。下流に戻っていきなり5連チャン。ゲンゴロウのプラグを使って3連チャン。でも小さいってさ。結局13匹に終わったが。昨日のうちに大物釣ると言ってくれればシンキングのマイクロプラグを用意したのにと言ったら、そうなんだだって。大きいものを釣るには底を這うような動きのほうが確率が高いよといったら、ヨッシャー、来週はシンキングのマイクロプラグだーーー。来週はメバルだろう。1週間遅らせるって。メバルは2月に入ってからかあ。

やっと1匹。

ここから連チャン。ゲンゴロウでも連チャン。

計13匹。
塗ってあった竿があったので1日でかみさんの要求に間に合わせた。せめて一緒に釣り行ってんだから先週水曜日の帰りの車の中で言ってくれればいいのに。明日リバースポット早戸には午後からだから5時間ある。果たして何匹つれるかな。先週3時間近くノーヒットだったのはメガネが壊れてたらしい。それでバイトがあっても合わせられなかったみたいだ。従って手元に直接来る当たりしかとれなかったみたいだ。早く言ってー。結果としていい釣りができたんだからヨシとする。竿は矯正したら人工漆、漆、ウレタンを塗っておけば緊急には対応出来るが皆もう少し時間よこせ。

よせあつめでつくった。

まだあと5しゅるいくらいつくる。今午後9時明日早いから寝る。
かみさんがどこからか知恵を付けられたらしい。女性のお馴染みさんらしい。短いフライロッド(5フィート)と柔らかい4フィートのルアーロッドを要求してきたが間に合うかどうか。塗装したのがあるからガイドの固定は糸を巻いてアロンアルファだ。写真のマイクロプラグは0.3gしかないものもあるんだがどっちで飛ばすんだろう。先週の水曜日ははりすの太さとかマイクロプラグの手ごたえを感じたようだが明後日はそれの復習かな。釣は午後からになる。

グリップの準備。

グリップの組み立て。

マイクロプラグ。

阪神淡路大震災。この一年後位だろうか、災害時支援ボランティアの組織が出来た。一般市民を消防隊員が救助、救命の指導をして災害から犠牲者を出さないようにする組織だ。二度と犠牲者が出ないように願ったけれど、今度は宇宙ステーションからも確認できるような東日本大震災が起こった。人間の力ではなすすべがなかった。そのほかの災害に対しても自然災害にに対する人間の弱さ、虚しさを感じる。でも、懸命に指導してくれる消防隊員のおかげで会員の救命に対する意識は向上している。でも訓練が永久に続いて災害には使われることが無いことを強く願う。これを読んだ有志、ボランティア活動をしてくれる人はあまりにも少ない。18歳以上であれば誰でも加入できる。近くの消防署で常時募集をしているので頼みます!!!。

表彰を受ける女性。

会合風景

北多摩西部消防署。はしご車の前の筆者。

止めといたままで食いついてくるマイクロプラグの手ごたえが余程よかったらしい。形状からっして扁平なプラグには違和感があったらしい。本当に掛かるのというのが本音だったらしい。それが手ごたえが大きく、掛かってくる魚の型も結構良かったので流し釣はマイクロプラグに変更らしい。リバースポット早戸も水量が戻れば羽根つきマイクロプラグに戻すだって。もう1ヶ月余りで自然河川の解禁が始まるので楽しみにしているようだ。去年上野原ではニゴイは釣れたがヤマメはバラシた。今年は絶対ハリスを1.5号にしてヤマメを釣り上げるんだって。

トップ、ボトム、リップ付きのゲンゴロウ群。来週の水曜日は午後からの釣行。
羽根つきマイクロプラグよりも一回り大きなマイクロプラグが人気が出そうだ。かみさんが興奮してたように手に来る当たりが強烈だったらしい。俺も5分ばかりやって見たが、ラインを止めているだけで当たりを感じる。バラシたが大きな手ごたえだった。プラグとしてはゲンゴロウの面積が羽根つきに比べて大きいので見やすいからバイトの瞬間がよく見える。

早合わせはしなくても向こう合わせで十分だ。リップがあるゲンゴロウよりもないゲンゴロウのほうが面白いんじゃないかな。釣人にもよるが。水曜日にリバースポット早戸にのお客さんに、わー重そうなグリップだななんて言われた。

持ってもらったら、あれ軽いっていってくれた。どこで売っているんですかと聞かれたので名刺を渡したらへーーーだって。これでファンがまた一人増えるかな。今日正月の忙しさが一段落したので娘の嫁ぎ先に挨拶に行った。裸嫁同然で出さなければならなかった。あれから16年。でもお年玉だけは欠かさなかった。最初から孫娘2人と娘のは用意してあったんだけど冗談交じりにママ(娘)はもういらないねって言ったら、ダメイルだって。幾つになってもお年玉は欲しいね。

何と言ってもかみさんがスリル満点だよって言ったのはゲンゴロウのマイクロプラグだったようだ。流れの中にリップ付きのゲンゴロウを泳がせておくと手元に明確なあたりが来る。

そしてフッキング。40センチを掛けたのもゲンゴロウだったようだ。リップなしのゲンゴロウは流れの波だった水面に置くだけで波の影響でスキップする。

それめがけて水中から飛び出てくる。それがなんともスリリングだったようだ。昨日はかみさんが一人で釣りをして俺はアシスタント。そして、今日から幅9ミリのゲンゴロウ製作に着手。昨日のような結果が出た時は材料を準備するときでもワクワクする。ところで昨日はウイークデーとわいえ釣り人の数はかなり少なかった。入漁料が5000えんになったからだろうか。40センチが掛かった時の竿の状況。