昨日の午後から今日の午前にかけて関東全域でかなりの雨が降った。上野原もご多分に漏れず降った。アユは濁り始めの時に入れ掛りになることが多い。中州にいた場合には釣れるあまり引き上げの時期を逃してしまうこともある。これが救助活動につながることがテレビのニュースで結構ある。気持ちはわかるが勇気ある撤退をしていこう。大雨は全ての大きさの土質が混ざって川を洗い流す。これによって石の表面に着いた古い水垢などを削っていききれいにしてくれる。そして水が落ち着いて2日位するとまた新しい水垢が石の表面を覆ってくる。新しい水垢を求めてアユたちが群れてくる。水垢が早く着いた浅瀬で入れ掛りになった人たちも多いだろう。アユ釣りに限っての話だけどね。台風は干ばつ時に水をもたらしたり、海水を波立たせることによって酸素を補ったりする一方で川が多量の水を受け入れることができずに氾濫してしまうこともある。大きな被害が出ることが近年続出している。かみさんの父親は千葉の館山で農家をしていた。よく台風の時に田んぼを見に行って水路に飲み込まれて命をおとしたと言うニュースをよく見る。かみさん曰く。雨で自分の田んぼが壊れて人に迷惑がかかるようなことはしたくないという心理みたいでコロナの時のように他人に移したくないという日本人気質なのだろうか。

保健所からのメールもなくなりコロナの癒えたかみさんが久々に台所に立っていた。やはりプロの味は格別。ソーメンは俺が茹でた。ミョウガは家の裏庭(小さい)になっていたもの。あと2回位収穫できるって。ヤッター。採りたての野菜ってうまい。