店長日記

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玉川上水の側道を帰ってくると側道に銭葵の花が沢山咲いてた。

この花が咲くと鮎解禁に伴って情報が入ってくる季節だが今年はチョット早いかな。家に帰ってくると夕飯が出来ていた。キュウリ、シソ、ナス、シーチキンの酢の物とナスチンゲン菜、ひき肉の炒め物。飯が終わって手長エビ天秤にヨリモドシを半田付け。

明日真鍮を磨いて中性洗剤に漬けて乾燥、梱包。
今週の土曜日には手長エビ天秤の納品だ。明日ヨリモドシを半田付けすれば後は洗って、乾燥、梱包なので明日中に終わらせたい。昨日天秤部分のハリス止を曲げたので曲げた箇所をバーナーで焼き戻し。

焼き戻しが終わったらハリス止のカシメ。

午後7時。腹が減ったので夕飯を食べようとしたらかみさんテレビ見ながらゲラゲラ笑ってた。ばあちゃん!。飯は?。あ!!!。忘れた。しょうがないからパンを焼いてバターをつけて食べた。そしてヨリモドシ加工に入った。全部終わった。

途中でかみさんが見本の缶ビールを持ってきた。初めての人でも飲めるらしいよって。ひとくち飲んでみた。美味いとは思わなかった。

清掃作業に行っているマンションの生垣の柘植の花にミツバチが数十匹蜜を集めていた。

柘植の花って直径5㎜なんだよね。つつじが終わって何もないからか小さな柘植の花に寄って来たのかなあ。さらに黒い蜂のようなものもやって来た。

カメラで撮っているが皆われ関せずで蜜を集めている。今日は生垣の選定をする予定でいたが延期。住人の方々はしょうがないねーと言って許してくれた。玉川上水の側道をながめながら家に帰ってくると先日浮力調整可能な皿頭型のウキの銅のオモリの部分が加工されて帰ってきた。

ピッタリだった。

代金は加工賃しかとらなかった。ありがたかった。後は出世払いだあ。かみさんの帰るコールが午後7時にあったので簡単チャーハン。飯を食ってから昨日手長エビ天秤の天秤部分を面取りしたところをサンドペーパーでバリ取り。午後10時半に終わった。明日は天秤の先端にハリス止を加工する。
昨日清掃作業に行っているマンションの住人の方が今月いっぱいでここを引き払って施設に行くのでいろんなもの貰ってもらえますかって言われた。以前からその兆候があったがいざ引っ越すとなると悲しい。2年前にご主人を亡くしてから一人で暮らしていた。ご主人はかなりのワンマンだった。施設に入る理由は緊張から解き放たれて気が抜けてしまったらしい。人の生き方だからどうこう言えない。今日かなりの物を引き取ってきた。使えるものは使うからいらないものは全部出しておいてって言ったら喜んでいた。

今月いっぱいで後は応援していく。ところで浮力調整可能な皿頭型のウキの調整部分にお馴染みさんが既製品で出来る組み合わせを持ってきた。完璧だった。

彼曰く。みんなでワイワイやってるけどこれなら径も安定しているし外注費もいらないから低コストで出来るぞだって。ありがとう。手間賃として桑の無塗装の餌木よこせだって。

オモリとアイが付いてないよ。その位着けられるわい。
朝清掃作業に行く途中玉川上水の側道と府中街道の交差点でムクドリが足元まで来て地面の中の餌をついばんでいた。

珍しいので写真に収めた。昼間浮力調整可能な皿頭型のウキにセットする銅パイプにОリングを入れる溝を加工するのを業者に頼んだ。近くなので来てくれたら東大和市消防団で一緒だった方だった。図面を渡して加工を頼んだ

いろいろ昔話をした。中でもコロナが主役だった。俺は一人だからマンションの清掃作業に行ってると言ったら彼は従業員がいるからそれは出来ないと言った。そりゃそうだ。苦難を乗り越えてお互いに頑張ってる。でも今の円安が薄氷でなければいいが。
玉川上水の側道を帰ってくると一本だけ咲いている山百合。添え木がしてあった。ボランティアさんがやってくれたんだろう。ホッとした。以前はかなりの数があったんだがここ5年で数えるほどになってしまった。ゆり根を取って行ってしまうんだろうかとにかくなくなった。

そしてアシタバの場所に来たらかなり抜かれていた。

その上には桑の実がなっていた。食べられるようになるにはあと2週間くらいかかるかなあ。今の時代桑の実なんて食べる人いないだろうなあ。

卸屋さんから手長エビ天秤200個、シモリウキ200個の注文が来た。

手長エビ天秤も作り手がいなくなちゃったからな。
朝早く野球で人が足りないから出て来いと電話。今日は桂川に年券を買いに行きたかったがしょうがなく野球に出た。結果は4対16でコールド負け。昼に帰ってきて1時頃に桂川に行こうと思ったらかみさんが今日はダメ。お彼岸にお墓参りいかなかったでしょう。だから今日はお墓参り。さあ、巣鴨。佐藤家の墓をお参りして次は遠山金四郎さんの前では頭を下げた。

そのすぐ後ろに明暦の大火、振袖火事の供養塔にもお参りした

本堂に賽銭箱があったので100円ずつを入れて手を合わせたらかみさんが手をたたいてしまった。オイオイ神社じゃあないぞって言ったらいけねえだって。

帰り道オイルの減少を告げるランプが点灯した。オイル交換のため修理屋さんのチームキクチに寄ったら3分の1しかなかったって。現在走行距離26万キロ。50万キロまで乗るんだ。

エゴの写真はムクロジでした。
子供や孫が大きくなってしまってどこに行くこともなくなった。かみさんもカレンダー通りだしどこに行っても道路は渋滞。明日はじいちゃん達の野球の試合が10時から12時まであるがグランドコンディション不良であれば中止なので墓参りに行く予定。帰りには河童橋商店街をウインドショッピングするらしい。かみさんの大きな楽しみ。今日清掃の仕事の帰り道、玉川上水の側道でピンクの小さい花を見つけた。ムシトリなでしこ。

その上にはエゴの木。

そしてコバンソウ。

アジサイも3㎝程の蕾を付けていた。

あれから1年かあ。
浮力調整可能な皿頭型のウキの内部構造がやっと固まった。昨夜現役の技術屋さんと昔の技術屋さん3人で試行錯誤。やはり3人寄れば文殊の知恵のことわざ通り確立した。普段はケチばかり付けてるお馴染みさん達だが技術のこととなると態度が一変する。技術屋ってこんなもんだなあ。量産ではないのであるもので間に合わせるからなかなか思うようにいかない。あれこれ組み合わせてやっと出来た。

ホントに0.1㎜刻みの寸法だった。予算は限られているドリルのキリキリも1本ずつ買いに行ってた。ジョイフル本田に南海足を運んだかなあ

でもやっと出来た。
これじゃあ水がはいちゃうよ。出来たと思ってた浮力調整可能な皿頭型のウキ。じいちゃん!。これじゃあ水が入っちゃうよ。かみさんのダメ出し。よく考えるまでもなくこりゃダメだ。一応言ってみた。じゃあ使い終わったら水洗いをしてくださいって書いとくか。ばかたれ!。誰がそんなの買うかよお。一番下の銅パイプに溝を作ってОリングを入れれば簡単にシールできるだろうが。

その通り。75歳。昔取った木根塚ってすごいねえ。いまだに現役を貫いてる。俺もそうだけど。夕方。師匠!。いるかあ。技術的なアドバイスを貰っているお馴染みさんが来た。浮力調整のウキ大分苦戦しているみたいだね。俺。簡単にできそうで出来ないんだよ。お馴染みさん。一人って言うのはそういうところあるよ。みんなの意見をきくんだね。ところでタナゴウキあるか?そこにはいってるよ。会社の同僚が子供たちを連れてタナゴ釣りに行くんだって。うわっ!チイセー!!!。子供たちが行くんだったら大きめのを持って行った方がいいなあ。何個か持って行った。

来たついでにYouTubeも見られるようにセットしてくれた。
浮力調整可能な皿頭型のウキの製造で頭の中がいっぱいだ。名案が浮かんでも製造過程になると工程が多過ぎる夕方材料を買いにジョイフル本田に向かった。考え事をしながらの運転は危険なので何も考えなかった。パイプの材料の前に立ったらふとある工程が浮かんだ。パイプの内径は決められたものしかない。それならドリルキリで合う径に自分で作ればいいんだと思って買わずに急いで家に帰って来た。案の定ピッタリだった。固定はОリングを使った。工程も多くなく複雑でもないのでこれで行く。結局45年前と基本的には同じだった。

浮力調節は板オモリ。

清掃さぎょを終えて家に帰ってくると中3の孫娘が来ていた。娘からはフライにするように頼まれていたがやはり刺身が食べたいらっしい。じいちゃんフライじゃヤダ。今見に来たら生きがいいじゃない。刺身にして!。預かっている間小学校に上がる前から魚の目利きは教えていた。今では一人でアジの刺身くらいはできる。解かった。パソコンでも見てな。今作ってやる。かみさんがおやおや孫のためならなんとやらだね。結局全部娘の所に行ってしまった。孫娘はヤッター。2枚だけかみさんのために隠しておいた。今度はかみさんがヤッター。残ったアラは唐揚げにした。TwitterXで皮が美味いという書き込みを見たのでやってみたらウメーーー。

かみさんは孫娘を車で送って行った。刺身を大事に抱えていったみたい。飯が終わって今CADで浮力調整可能な皿頭型のウキの図面を書いている。線を入れたり消したり。何とかなりそう。

お得意さん周りで伊豆方面に向かった。急ぐ旅でもないので9時半に家を出て午後2時に小田原に着いた。ちょっと時間がかかったかな。各々回ったが雨でお客さんなし。最後にトンネル掘削機の指導でお世話になった建設会社さんに寄ったら、今日の定置網に入ったアジを貰った。

カッパ着て釣りをしようかと思ったがかみさんが今日は帰ろうということで午後9時半に家に帰って来た。今書き込みしたところ。
清掃作業の帰り、道端で小判草が咲いていた。

今年はやそうの開花の間隔が短いような気がする。俺が忙しくて気が付かないのかなあ。玉川上水の側道にはオカトラノオが開花の準備をしている。

あとアシタバが伸びると切られる。恐らく食べるんだろうなあ。でもそれは一人だけの満足だろ。1年待てば海路の日和ありでいくらでも出て来るよ。明日は伊豆半島のお客さんに挨拶回り。従って書き込みは明後日(木曜日)。
完全にOKが出ると思ってたが意外にもダメ出し。いくら我々がいいものを作ても買ってくれるのはお客さん。そのお客さんがダメと言えば再度試作を試みる。多少高くなってもいいからカッコよく作ってよって。こんなことしょっちゅうだ。やはり新規開発はお客さんと作る側が納得しないと世に出ないなあ。お客さん曰くここまで出来てるんだから最後の仕上げをもう少しカッコよくしてくれって言われた。納得。急ぐあまり簡単にしすぎたなあ。浮三さんたるものが手抜きだぞだって。かみさんがもうすぐ帰ってくるから報告と再作のアドバイスをしてもらおう。

作る側と使う側。作る側はできるだけ工数がかからないように務める。使う側は作ったものを最大限に応用して成果を出す。浮力調整可能な皿頭型のウキを作るにあたってどうしても納得いかない。それは工数がかかりすぎる。かかった分だけお客さんからもらえばいいんだがそれではお客さんはたまらない。製造上なかなか納得のいかなかった製造工程でかみさんが的確なアドバイスをしてくれた。俺は0リングを使って固定を試みていたがこれでは工数がかかりすぎる。かみさんがアドバイスをくれたのはОリングではなくてウレタンチューブにすればいいだろうだって。

オモリの銅パイプには多少の加工をしなければならないがこんなことは何十年もやって来たのでどうってことはない。かみさんは技術屋だ。今までいきずまった時的確なアドバイスをもらっている。今朝かみさんを会社まで送って行くときありがとうって言った。
伊東近辺の釣り果は芳しくないので熱海釣り施設でタカベを釣ろうか迷っている。あおき釣具店さんに納入するブダイウキと浮力調整可能な皿頭型の磯ウキの試作品を届けるのでそれが終わってからの釣なので場所が限られてる。浮力調整可能な皿頭型のウキにオモリを付ける孔をあけている。

そこに外径10㎜、内径6㎜、長さ30㎜の銅パイプが入る。

明日は清掃の仕事が休みだがかみさんを会社まで送って行く。朝10時頃から始めて明日中には30㎜、27㎜と2個ずつ削って蛍光赤橙まで塗っておかないと間に合わない。蛍光赤橙は勿論艶消し。
前の書き込みで書くの忘れてた。今日家に帰ってきて埼玉にルアーを送ろうとしたらプリントアウト出来ない。すったもんだで1時間半費やした。かみさんが帰ってきてこっちのコード使ってみなって。かみさんパソコンのこと全く知らない。そんなもんで治る分けねえだろうって言って交換したら治った。食事はかみさんが作ってくれた。オイお礼は聞いてねーぞだって。Twitterに書いたよっていたら書いたって解るかだって。ありがとう。かみさんがヨシ!。だって。
清掃作業に行っているマンションで掃除をしているとシロツメクサの葉っぱから正に飛び立とうとするテントウムシ。

ツツジの花の中に体を突っ込んでいるミツバチ。

やっと春本番かなあ。玉川上水の側道には受粉を終えた雄花が地面に散らばっていた。多分コナラだと思う。

いまだ木にぶら下がっている雄花はオニグルミ。でも雌花は受粉して実を付けている。

岡本真夜さんの歌でトモロー。アスファルトの割れ目からタチイヌノフグリが咲いていた。