店長日記

1017

磯ウキにイラストの固定は終わった。あとはデイップ塗装で表面をコーティングしていく。今日は艶消し蛍光ピンクを塗れるかな。と思っていたら電話で70歳以上のじいちゃん達がやっている野球で人が足りないから来てくれだって。じいちゃん達の野球にもお馴染みさん達はいくらでもいる。11時に日野の河川敷球場に行ったが0対10でコールド負け。

このチームの中には88歳という強者もいる。大先輩だ。この人盗塁もするんだ。帰ってきたらかみさんが、じいちゃん!。お米がないからジョイフル本田に行ってくれって。忙しいから自分で行ってきてって言ったら一緒に行きたいんだって言うから一緒に行った。おかず類も買ってきて鳥の唐揚げを作ってくれた。そしてレタスとキュウリ、タマネギのスライス。これで十分。買い物から帰って来た時、じいちゃん!。アマドコロが咲いてるよだって。20年前俺が仕事で福島から釣れて来たんだ。

また今年も咲いてくれたか。ありがとう。
タヌキの磯ウキを今週の土曜日に納品しなければならない。あと艶消し蛍光ピンクとオモリ、トップにセラミックビーズを付けるだけだが20個全て大きさが全部違うのでちょっと時間がかかりそうだ。お客さんに気に入ってもらえればいいのだが。それが終わったら4個連のスリムの仕上。

アジ、メバルのお客さんやお馴染みさんが待っている。ただアジ、メバルはプラスチック製のワームにはかなわない。明日はかみさんともども休みなのでどこか試し釣りに行こうと言われたが今は仕事が混んでるからダメ。その代わり夕飯は握り寿司にするっていったらご機嫌になった

と言ってもマグロもサーモンも切り落としだよ。これで1200円でお釣りが来た。
昨日小平市の玉川上水の側道に鮮やかなピンクの桜があった他の桜とは明らかに違う鮮やかさ。みんな写真を撮っている。これは何ですかと聞くと、カードに書いてあるから見てきてごらんと言われた。見るとプリンセス雅子と書かれていた。

本木から枝分けされたらしい。綺麗さにたとえようがなかった。今日は朝からイニシャル付け。昼ごろから太陽が輝いて来たのでイニシャルのインクが30分で固まる。UVインクを使っているので硬化には太陽光が必要だ。硬化しては2液性ウレタンをぬる。200本位仕上げたなあ。

爺様が来た。13日はやっと自分の釣りが出来るって喜んでいた。ここまで出来てるからあと羽を付けてパイプを付けるだけだ。

でも企業ってお客さんの相手も大変だなあ。
磯ウキにタヌキのイラストを描いてくれと言う女性アングラーに頼まれた。やっと出来上がった。描いたイラストがにじまないか2週間かかって出来た。

たまたまポスターをパソコンで描きに来た孫娘がイラストを見てゲラゲラ笑ってた。笑ってくれるほどうまくできたのかなあ。

孫娘の自転車。あとはオモリを付けたりトップに蛍光ピンクを塗ったりなので納品は来週の土曜日になる。ところで朝の最低気温が低く自転車で行く場合は寒い。ただこの状態が長く続いた方がいい。なぜなら寒いのは着ることによって防げるが暑いのは防ぎようがない。この寒さが続いて欲しい。
先入観とは困ったもんだ。こんな所に咲いてるわけがないと思っていたニリンソウが玉川上水の側道にたくさん咲いていた。写真を撮っていると犬の散歩に来た女性が、何撮ってるんですかって言うのでニリンソウですって言ったら、あら!いつも通っているけど気がつかなかったわって言ってた。今年や去年のことじゃない。ある訳ないと思っていたから。嬉しい気分になれた。

家に帰ってきたら木苺が花をたくさん咲かせていた。

帰って来たかみさんに聞いたら、もう10年前からあるよだって。花が咲いてやっと解かった。前にはヤブカンゾウが3輪とヒメオドリコソウが3輪咲いていた

そう言えば狭い庭にムラサキケマンも咲いてたなあ。嬉しい気分だ。
パソコンは文字も打てるようになったし写真も貼ったりすることが出来るけどトラブルとなるとお手上げ。以前は人に教わりながらぼちぼちやっていたが今はP.C.デポーの会員になったからいろいろ不具合を扱ってくれるありがたい。朝Twitterが映らなくて困っていたらP.C.デポーで担当者が休みでも誰かいるから来てくださいと言われて16時に行った。直ぐ治してくれた。そのことを書き込みしているとお馴染みさんが来て、メダカ出来たかって。あ~~~。忘れた。なんだよう来週の月曜日行くんだよ。直ぐ作る。これでいいか?。

あ!!!。師匠、ホントにメダカだ。何個いる?。4人で行くから4個。3回しか塗れないから終わったら持って来い。あ!。それとイニシャルは師匠の直筆にしてよ。そう言えばイニシャルはここんとこ直筆が多いなあ。
もう昨日のことになる。木工用アロンアルファを買いにジョイフル本田に行こうとしていたら、じいちゃん!!!。青梅の長渕行こうよってかみさんがいってきた。ジョイフル本田から青梅の長渕までそんな時間かからないから承知した。そこはカタクリの群生地。毎年行っているんだが去年は行かれなかった。暗くならないうちに長渕を先にした。カタクリの群生地に着いたら枯れているものもあったがピンクのしとやかな花が咲いていた。

いつ見ても花は遠慮がちに下を向いている。誰が見てもカワイイと言う。まだ2週間位咲いているだろう。先に進むとニリンソウがあった。

もう人が管理しないと絶滅してしまうものが多すぎる。江戸時代の頃は日暮里あたりにも咲いていたようだ。昨日は品物にイニシャルを施していた。そして新4個連の材料をそろえて今日から切削。水、木曜日と休みなのでかなり遅れを取り戻せる。
清掃作業の帰り道五日市街道ではボランティアさん達が守っている野草にくさボケがある。そしてその周りにはヤブカンゾウ、ノカンゾウ、アマナ、ウラシマソウなど色々な種類の野草が共生している。

決められた養分をみんなで分けながら生きているって感じ。

人間もこんな風に出来ないものかなあ。なぜ独占欲が強いんだろう。黄砂を止めることのできない国家元首。国民を戦場に送って自分は安全なところにいる大統領。よくこれで国を治められるねえ。まあ、あまり人のことは言えないか。4個連が復活。小さくて重量のある管釣り用のものと、そこそこの重量にさらにオモリを加えられるもの6種類作った。どれがいいとは言えない。それぞれ釣人の使い勝手があるから。細身はニジマスからシロギス、レギュラーはヤマメからシーバスまでいろいろ使い分けることが出来る。

今朝出勤で玉川上水の側道に10数個のモグラの堀山を見つけた。モグラも活発になって来たのかなあ。

帰りには八重咲の水仙を見つけた。初めてだ。

五日市街道の桜はいきなり満開になった。

地面にはアマナが伸びてきた。

家に帰ってきて女性アングラーに頼まれた皿頭型の磯ウキにタヌキのイラストを描いて塗料で固定。48年間釣り具を作ってきたが初めての出来事。48年前とは違って女性アングラーの割合が多くなってきた。注文も多彩だ。ふと考えた。女性は釣りはもちろん、もっと色々なことを楽しみたいんじゃないのかなあ。となるとこのイラストも頷ける。自分の考えも変えなければいけなくなってきたようだ。かみさんがイラストを見て転げるように笑ったのは何かを教えてくれてるようだった。
爺様が来週リバースポット早戸に行くから4個連の小さいのの重量を増やしてくれと言って来た。装着している銅のオモリを大きくすればいいんだけど削りが厳しくなる。削ってみた。大きいオモリを装着。

これならいいや。土曜日なのでお馴染みさん達が集まってきた。爺様の言う通りもう少し重い方がいいなあ。解ってたんなら早く言え。そこに若いお馴染みさんがやってきた。ダメダメいまのままでいいよ。一同、え!!!。どうして?。混んでたらできないけど上流から際を流すんだ。結構大きいのが掛るよ。遠くにいる大きいのは直ぐにすばしこい小さいのに取られてしまうからなかなか掛らないんだ。際は小さいのが比較的いないから大きなのが食ってくれるんだ。みんなキョトンとしてた。そういう事か。そしてみんなで今日は西の空がなんとなく赤かったなあ。なんか口の中に埃が入ったみたいだなあ。やだなあ黄砂。
タヌキの磯ウキに金黒チラシを施している。明日はイラストの書き込み。

こんなめんどくさいの早く終わらせよう。金黒チラシの固定が終わった。今月は複数の注文を捌かなければならないが翌月にずれ込む。4個連も先端が平らなのと尖ったのが注文来た

あとシロギス様に細くて短いものも少し入れといてくれ。これが一番難しい。漠然としている。
清掃作業の帰り道、五日市街道の桜が一部咲き始めた。

メジロもいた。

地面ではボランティアさん達が守っている植物たちが目を出そうとしている。

この根っこを焼酎漬けにすると美味いらしいが犬の排便で食べる気しない。ウラシマソウもあった。人が釣りをしているようなかっこうの植物。まだ芽吹き。家に帰ってきて飯を食ってタヌキの磯ウキの塗装。上に白、下に黒を塗った。明日は金のチラシ塗り。そして固定塗装。明後日はイラストを書き入れる。書き入れたら水性の2液性ウレタン塗料で固定塗装。硬化したら油性の2液ウレタン塗料で上塗り。塗装の最後はピンクの蛍光塗装。そしてオモリ付け、トップガイドで終わる。今週いっぱいかかるな。納品は来週の土曜日位だ。
かみさんが夜は寿司食べたいなって言うから高いネタは買えないから切り落としだよって言ったら、じいちゃんのはシャリが美味いから大丈夫だよっておだてられた。朝一緒に家を出てそれぞれの会社に向かう。俺は玉川上水の側道でたくさんのモグラの堀山を見つけた。帰りにはカルガモのつがいを見つけたが水に逃げられた。カメラを持って探しているとシラサギがいた。小枝が邪魔してうまく映らなかったが撮れた。

カルガモもいたので撮ったがやはり小枝が邪魔してた。

家に帰ってきて寿司を握っているとかみさんの帰るコール帰ってきて嬉しそうに食べてた。これで980円だよ。

モノつくりで半世紀も同じ仕事をしてきたまだ続くだろう。満足いく仕事が出来たかと言ったら即出来ないと自信をもって言える。でも作ったものを自信を持ってお客さんに手渡したことはない。ただどこかで妥協をしなければ収入がなく生きてはいけないから。ここに来てかなりの割合で女性アングラーが増えてきた。従って釣りの形態も少し変わってきたような気がする。アイディア、デザインを駆使していかなければおいて行かれる。

為せば成るなんて名言残した人。その時代は難しいことがなかったんじゃあないかなんて思うんだけど、失礼かなあ。まあ、次から次へとお馴染みさん達いろんなアイデアを持ち込んでくる。俺が器用貧乏でよかったなあ。今最大の難関は磯ウキにタヌキのイラストを書き込むこと。大変だあと思っていたけど毎日毎日練習していると結構出来てしまうものだなあ。ウキにタヌキのイラストを描いてかみさんに見せたら腹を抱えて笑っていた。これ!。いけるよだってさ。じいちゃん!。イラストレーターにも成れるねーだって。

歳取ったら竹竿作ってのんびりやるかなあなんて以前考えてたが。大きく外れた。常に追い回されてる感じ。かみさんが言ってた死ぬまで仕事をするんだになりつつある。それが幸せなんだって。そうかなあ。そう思うようにしよーーー。
朝起きてストーブのスイッチを入れたら1℃。外は氷点下らしい。彼岸だというのになかなか暖かくならない。清掃作業に行っているマンションで12時頃に日向に出ると刺すような暑さだ。昔と少し違う。昔と言っても昭和40年(1975年)頃だけどね。もう少し日差しは柔らかかった。朝玉川上水の側道の茜屋橋のたもとにワラビが一つ出ていた。今年初めて見た。帰りの側道では同じところに数本のワラビが出ていた。水車橋の所まで来るとノカンゾウとヤブカンゾウが咲いていた。

写真を撮っているとツグミが2mまで近寄って来た。なんて人懐っこいんだろう。

地軸の北側はこれから太陽に近ずいていく。すなわち夏になる。去年のような刺すような暑さにならなければいいのだが。
朝8時に目が覚めた。今日は春分の日。かみさんと2りでコーヒーブレイク。糖質制限なのだがステイックシュガー1本くれた。自分は2本。いいなあ。でもブラックに慣れてきたら砂糖はあまり入れなくなった。4月4日が血糖値関係の検査なのだが下がっているといいなあ。10時からバイト(切削工具)の研ぎ出し。

これだけで40分かかった。3日ほどしか使えない。削りはタヌキの磯ウキ。外径が10㎜から12㎜、15㎜そしてロング。やはり10㎜となると削りが厳しい。失敗が出る

頭の蛍光部分はピンクに指定されている。同じものが100個であれば4時間で削ることが出来るんだが6個ずつで6種類。時間がかかる。さらに1個ずつ付けるオモリの量が異なる。釣人はいろんな状況を想定して仕掛けを作るんだろうな。削り終わったんので2液性の下塗りをおえたところ。

朝玉川上水の側道で小さいながら10数個のモグラの堀山を見つけた。広範囲にあったので1匹だはないと思うが現場に立ち会ってないので解らない。

ただミミズ類が地表に近くなってきたみたいだ。暖冬だと言われていたが春分の日になっても寒いようだ。この寒さが海の温度を下げてくれるといいのだが自然はなかなかうまくいってくれない。そして帰り道。鷹の台駅の踏切のそばに水仙とニラが共生していた。このニラと水仙の葉っぱを積んで毎年食中毒を起こす人が大勢いる。

野草を食すときは必ず知っている人と一緒に行って確認しながら食すこと。図鑑や大丈夫だろうは絶対にしないこと。
もうすぐ4月になろうというのにこの寒さそして北風。玉川上水の側道の植物たちも勢いがなくどうしたらいいんだろうと考えているようだ。篠竹に関しては1年物がそろそろ枝を出してきてもいい頃なんだけどまだ出てこない。

ということはもう少しの間採取できるかなあ。水仙は寒さに強いから花が咲いてきたがそれでも去年のような勢いがない。新小川橋の所に毎年クコがなるんだが今年は遠慮がちに新芽が出始めた

風の影響で1時間半かかって家に帰って来た。普段は50分で充分。今晩は春巻き。

飯を食ってタヌキの磯ウキの製作。準備をしていると桐でも作ってくれとメールが来た。今年のメジナはあまり芳しくない。いろいろ釣人は作戦を練っている。其の援護をするのは俺だ。皆いい釣り果を出して欲しい。

朝かみさんを会社に送ってそのまま御徒町の大森忠商店さんに向かったのは7時半。さすがに日曜日の朝とあってガラガラ。9時には着いたが余り早いので30分ほど暇つぶしに蔵前橋に行った。当然桜は咲いていなかったが桜の花びらが地面に落ちているのでどこかに咲いた木があるのだろう。9時半に大森忠商店さんに着いた。手長エビ釣り用のシモリウキの見本を忘れてしまい後日送ることにした。相変わらずそそっかしい。10時に大森忠商店さんを出て白山通り。巣鴨のとげぬき地蔵はまだガラガラ。

とげぬき地蔵から中山道までは空いていたが環七が少し混んでた。新青梅街道ではかなりの混雑で家に帰って来たのは12時を回っていた。

飯を食ってドジャーズの試合を見ていたら眠くなったので一寝のつもりが午後6時半。かみさんの帰るコールで起こされた。淡くって冷凍のカツを揚げてかつ丼にした。明日の朝と昼の弁当を作っているとかみさんが帰って来た。飯を食ってタヌキのイラストの入った磯ウキの製作。

20種類あるので5個ずつ作っても100個になる。削るだけで。2日はかかりそう。ただ完成品の要求は蛍光部分がピンクなので仕上は20個。蛍光部分の下塗りの白まで塗って在庫。20種類ものウキを海流、風、水温によって使い分けるらしい。黒潮の影響でかなり魚にも変化が出ているようだ。