店長日記

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昨日清掃作業に行っているマンションの住人さんが、おじさんこれどこに捨てればいいの?新品のアルミの蒸し窯と厚さ5㎜もある煮物鍋を持って来た。

どうしたの?子供達皆独立しちゃったから要らない。じゃあ俺が貰う。えーーー。使ってくれるんだ。嬉しいだって。そんな訳で今日車でマンションに行った。行は空いてたので25分で着いたが帰りは混んでいて1時間10分かかった。ありがたい。これがあればいっぺんに25個位のシュウマイ出来る。2回、3回と蒸すことがないから楽だ。家に帰って来て新4個連とその他の上塗り塗装。やっと通常の作業になった。

明日は清掃作業は午前中。午後から2液性ウレタン塗料の仕上げ塗り。浮力調整可能な皿頭型のウキ、新4個連3種類、北海道のブドウ虫、太刀魚用4個連。やっと通常の作業に戻れる。今明日の塗装の準備。

明日は土曜日でお馴染みさん達が来るだろう。通常の作業なので邪魔にはならない。考えながら仕事をしているとやはり煩わしいがアドバイスしてくれるお馴染みさんもいるのでじゃけんにはできない。そう言えば朝出がけにかみさんが、じいちゃんこの花なあにって言って来た。銀ミズヒキだよ。

黄色いのは金ミズヒキ。毎年咲いているよって言ってら知らなかっただって。自分のうちに珍しい花が咲いているのが解らなかったらしい。
そう言えば昨日三崎港でかみさんがじいちゃん!。これなあにと言うので覗き込んでみると30㎝だいのゴンズイの稚魚たちすなわちゴンズイ玉。

50年前は今のネンブツダイのように磯釣りの定番外道だった。15~20㎝が沢山釣れた。殆どがその場に捨てられていた。今も昔も変わらねえなあ。話はそれるがその頃からライセンス制がささやかれていたんだ。話を戻す。ゴンズイはご存知の通り背中と両ヒレに毒ハリを持つ。それさえ避ければ非常に美味しい魚だった。造った品物が売れない時釣り場に捨てられたゴンズイを拾って持って帰って来た。家族の貴重なたんぱく源だった。しかし今ではあまり見かけなくなっていた。よかったーーー。いてくれたんだあ。美味い魚なんだよなあ。でも敬遠されるだろうなあ。現在は魚を挟むいい器具があるから嫌だったらハリを外した後リリースしてね。
午後2時に三崎港に着いたウルメイワシの時合まで2時間くらいあるのでかみさんがヘチ釣りを始めた。エサ取りばかりでなかなかハリ掛かりしない。やっと10㎝のベラを掛けた。

不服そう。美味いからとっておきな。5時半ころいきなりウルメイワシの5連チャンそして3匹追加。その後3匹追加、初めて自分でウルメイワシを8匹釣った。

帰り道2人とも眠くなったのでドライブインで仮眠。帰って来たのは午後11時半。急いでウルメイワシとベラを捌いた。かみさん生姜をすってた。ウルメ丼。ウマーだって。そしてかみさんがベラに手を出した。えーーー。ベラってこんなに美味いの。

カワハギ以上だねって。美味いのもを見逃してはダメだよーーー。かみさん、今度釣れたらリリースしないだって。
かみさん、週1回の釣りのテスト。へたくそだけどいろんなところに行けるので楽しみにしている。お弁当屋さんで立ちっぱなしに仕事。一生懸命なのであすも三崎港にイワシ、アジ、サバを釣りに行く。テストのウキは発泡ウレタンのカゴ釣り用のウキとバルサ製の棒ウキ。あと4個連のルアーだがかみさんはサビキでウルメイワシを釣りたいみたいだ。

用意しているとお馴染みさん達が現れた。師匠!。爺様が行った手長エビ釣りってかなり面白いみたいだな。ああ!。釣ってヨシ、食べてヨシだからな。場所は?。江戸川だ。国府台から下だ。根があるところな。でもさあ師匠。爺様の取引先って堅いところだなあ。手長エビ釣だって。俺もそう思う。まあ終わった後の食事はやはり豪華だなあ。
手長エビうめーな。爺様がブクブク返しに来た。

女房のやつ4匹食ったよ。その位の数が一番美味いだろうな。クライアントが当たりが早めにとれるので喜んでたぞ。よろしく言ってくれって。いやいや何よりだ。しかし専務クラスの釣りにしては驚きだなあ。普通トローリングとかタイ釣りとかって言うだろう。そうなんだ。若い頃に小物釣りが好きだったらしい。食べても美味いしな。爺様が俺もあんな釣りがあるとは知らなかったよ。爺様釣り始めたのまだ浅いからな。そうなんだ。まだ面白いの有ったら教えろ。朝から銅のバリ取りの単純作業で退屈だったので爺様が来てくれてちょうどよかった。

今度はハゼ釣りはどうだ。10月頃が大きくなって美味いぞ。場所は?。木更津。アクアライン降りてすぐだ。ヨシ!。今週取引先誘って飯でも食いながら話してみよう。俺が、なんだ偉くなると仕事ねーのかよ。会社が順調なら俺は暇だよだって。
昨日爺様が来てクライアントと手長エビ釣りに行くのでシモリウキを7個連で12組作ってくれと言って来た。出来上がったのは日をまたいだ午前2時だった。

所定の場所に置いておいたら無かったので取りに来たんだなあと思った。かみさんを会社に送って行かなければならないので8時に起きたらかみさんが車をもって来た。そのまま助手席に乗って会社に行って運転を交代しようとしたら外国のお姉さんたちがかみさんに向かってえーーー。運転できるんだあーーー。って言ってびっくりしてた。午後4時頃爺様からメールが入って皆30匹位釣ったらしい。昼で早上がりして行きつけの某ホテルで昼食を取ったみたい。なんか俺とは別世界のようだ。飯が終わって社員さんがクライアントをそれぞれ送って行ったようだ。爺様は電車で帰って来たらしい。奥様と一緒に家に来た。いつも主人が無理言って申し訳ありませんありませんって。おもしれーなあ手長エビ釣って。また行くぞーだって。どうやって食うんだ。5匹ほどペットボトルに入れて持って来た。その水に入れてブクブクをしながら一晩置けば泥が抜けて美味くなる。

あとは残酷だけど素揚げ。30秒くらいな。私は嫌ですよ。あなたやってください。食べるのはしますからだって。どこでも同じだなあ。帰り際奥様が又頼みますねって言って帰って行った。
朝出勤時に小平市高野台でクマゼミの初鳴きを聞いた。この声聞くと余計に暑くなる。帰りは芙蓉の花を見た。葉が大きいからムクゲではないと思う。

東大和市に入ると遊歩道に木陰がある泥道でここを通るとヒヤッとする。

家に帰ってきて塗装や孔明けをしていると爺様が来た。明日取引先と手長エビ釣りに行くらしい急に決まったみたいだ。爺様用に5組作ってあったからあと7組ほしいということなので今作っているが何とか今日中に出来そうだ

クライアントとの付き合いって大変だな。明日朝4時に出かけるらしい。何とかするから早く帰って寝ろよって帰した。
清掃作業の帰り道白ユリの軍団を見つけた。

ユリは根っこさえとられなければまた来年咲く。10年前玉川上水の側道には10mおきに白ユリが咲いていた。ヤマユリかどうかは解らない。今ではコオニユリが幅を広げている。コオニユリが咲き誇っている。ヤブカンゾウの花が枯れて来たというのにこれからノカンゾウが咲こうとしているかなり遅咲きだ。

家に帰って来た。昨日塗った金粉の固定塗装。

時々金粉が余分な時に塗ると金粉が崩れて線上に滲む失敗に近いんだけどそれを好んで持っていく人もいる。ではそれを作ろうとしてもなかなかできない。白パールも同じように固定塗装した。今回の白パールはパールがよくでている。かみさんの好みだ。

来週の水曜日てすとしたいっていうだろうな。
夕飯を食べ終わって黒金チラシ、白パールを塗っているとスーツの爺様が来た。今日は一人だ。いきなり昨日か一昨日塗ったやつこれかって言うから、そうだよって答えた。

バフ研磨したのかって言うから、2液性塗料は硬化するとき分子が伸びるんだそれで滑らかになるんだ。

これも秘密かって言うから一般文献に書いてあるよと言った。爺様がやっとルアーと通常の塗装が出来るようになったなあ。爺様が自宅に電話してた。奥様が迎えに来られた。アラアラいつもすいませんねえ。と言って自家製のたくあんを持って来てくれた。美味いんだあこれが。毎年大樽2杯くらい漬けるらしい。

今日から塗装を始める。やっと出来るようになった。

これはしん4個連。

これは個人用

かみさんが、じいちゃん三崎港にサバとウルメイワシ釣りに行こうって。毎日残業で頑張っているんだから行ってみるか。その代わり運転は俺。三崎港上りは午後8時。帰って来てから黒を塗ったところに金紛チラシを施すから。サバもウルメイワシもよほど美味かったみたいだなあ。先週はサバ、ウルメイワシ、ネンブツダイ、ハタンポ、アジと5目だった。地元のお馴染みさんに貰ったものもある。今日の書き込みはこれだけ。帰って来て時間があったら報告する。
エゴの木に黒点が見られた。コクゾウムシが卵を産み付けた証拠。

45年前このエゴの実を摘んで釣具屋さんに持っていき1個20円で買ってもらったことがあったっけなあ。釣具を作っても作っても売れない時代だった。今はえばっているけどね。俺にだってそんな時代はあったよ。家に帰って来て浮力調整可能な皿頭型のウキの塗装をするための準備をしていると、師匠!。伊豆でイサキが釣れてるから10号背負うウキ作ってって梱包にした発泡スチロールをもってきた。

たまたま切れるバイト(切削工具)があったので10分で出来た。

色は自分で塗るからだって。あたりめえだろ。このくそ忙しいのに。喜んで帰って行った。帰って色を塗りながらニヤニヤしながらイサキが釣れたことを想像してんだろうなあ。笑いがこみあげてくる。ホントに釣れんのかよ(笑)。浮力調整可能な皿頭型のウキは後は塗装だとかの単純作業。かみさんからのメール。午後9時くらいになるから麵類作っといてって。ソバだけだとうどんが食べていって言うから両方作った。

清掃作業を終えて玉川上水の側道を自転車で走ってくるとアスファルトは暑い。遊歩道の泥道を走ったら木陰があるからか幾分涼しいような気がする。

ノカンゾウはもう僅かだがヤブカンゾウとコオニユリは勢いを増してきた。

家に帰ってきて塗装の準備をしようとしたら暑くて塗膜に泡が出てしまうのでパイプ加工にしたかみさんが教えてくれたドリルチャックに挟んで孔を明ける方法は金星だ。

真っすぐ明くし芯に明く。そして作業が早い。

かみさんを会社に送って行く前に2人で投票してきた。小池さん何分で当選確実が出るかなあ。かみさんが恐らく開票と同時じゃないかなあだって。書き込みは午後8時にしているがテレビを見てない。8時20分テレビの前を通たら当選確実が出てた。蓮舫さんが敗北のインタビューを受けていた。朝から浮力調整可能な皿頭型のウキのОリングバックアップの加工とОリングガイドパイプの加工。

ガイドパイプの加工は終わったがバックアップは内径を4㎜で明ける加工がある。なかなか芯に明かない。かみさんが教えてくれたのはドリルチャックに挟めば3点で止めるから芯に行きやすいよって言うので試したらバッチリで早い。

心の中でありがとう。

来週から本体の塗装に入る。それと同時に4個連と北海道のブドウ虫、太刀魚の4個連の製作に入る。皆待たせちゃったね。上手くいく時ってこんなもんだなあ。上手くいかないときは何やってもだめだなあ。お馴染みさん達の協力が大きい。
早い時間に書き込みを入れられるのは昨日X(旧Twitter)に地球はあと500年しかもたないって想像を書き込んだのを見て若いお馴染みさんが駆け込んで来たから。俺が清掃作業から戻って来るや否や工房に飛び込んできたから。例えばの話だと言っておいた。500年前と言うと江戸時代の前だからな。その頃の権力争いは実力行使だったろうから国民はどうしていたんだろうなあ。俺の78年の半生の中でも海も地上も変わり果ててしまった。開発によって自然は失われていく一方で便利になったけれど人間以外の生物は果たして楽をもたらしただろうかと思うと便利になったと喜んでもいられない。しかしどうすることもできない。釣り場のゴミ拾い位かなあ。でも当時あれだけ生活廃水で泡だらけの多摩川にアユが大量に戻ってきたこと。小学生が隅田川の写生をすると真っ黒に書いた時代。今ではルアーフィシングが出来るまでに魚が戻ってきている。佃島近辺でのハゼは有名になってる。このように地球温暖化も解明が進められていると思う。そちらの方に予算を振り分けてもらえないだろうか。人類の将来がかかっているということを各国のリーダーたちに知ってもらえるようになるのはいつ頃かなあ。
清掃作業に行っているマンションのむかえの家の生け垣に山ブドウが咲いていた。

実がなって食べられるのは9月頃だ。実が熟したら交渉して食べてみる。帰り道玉川上水の側道にオーバーハングした木が沢山ある。

底に来ると涼しい。こういう木を切ってきて開発をしてきたんだろう。良し悪しを言える立場ではない。開発をしてきた会社にだって働いている人はいる。難しいなあ。家に帰ってきて浮力調整可能な皿頭型の心棒を作る。昨日心棒を作っておいたがかみさんにОリングバックアップが短いと指摘された。確かにそうなので3㎜から5㎜にやり直した。結構細かいところを見逃していることがあるのでかみさんのアドバイスはありがたい。
昨日三崎港で釣ってきた魚は結局5目だった。ウルメイワシ、マサバ、ハタンポ、ネンブツダイ、そしてアジ。全部唐揚げにして南蛮漬け。これなら弁当で3回分くらいある。昨日も地元のお馴染みさんがウルメイワシを15匹位お土産に持たせてくれた。やはり地元は時合になると来るからいいなあ。先週は水、木曜日休みだったのと蚊の猛攻に合い早上がりしたのでウルメイワシの刺身が食べられたが昨日は家に帰って来たのが午後11時なのでそのままアイスボックスに入れて会社から帰って来てから捌いたので万一に備えて熱を通す料理方法にした。

南蛮漬け。話変わって五日市街道では3種のオレンジの共演が街道を彩っている。ノカンゾウ、ヤブカンゾウとコオニユリオレンジの濃いのはコオニユリ。栗も形をあらわにしてきた。あと3か月。其の1か月後にオニグルミ。
じいちゃんたちの野球の試合が不戦勝だったので急遽三崎港へ。午後3時に着いた。5時頃入れ掛かりだったが一瞬でいなくなった。暗くなって釣れなくなったので午後8時終了。かみさんの要望だったので運転はかみさんが往復ヤッタ。レデイース並みだった。俺だったら東大和から2000円燃料を入れれば往復できるところを5000円かかった。初速の加速がすごい。釣り果はマサバ、ウルメイワシ、ハタンポ、ネンブツダイで4目。

かみさんはご機嫌だった午後11時に帰って来たので明日の夕飯はウルメイワシとサバの刺身。

清掃作業のしごとを終えての帰り道。創価学園近くに大量のテングダケが生えていた。

勿論猛毒。

テングダケの種類はものすごくある。皆綺麗だ。俺が写真を撮っていたら近所の方がテングダケですよって言って声を掛けてくれた。キノコと野草はスーパーで買った方が全てで安心。もしキノコ狩りに行ったら帰るときに店の人に確認をする。そのくらい用心した方がいい。野生のにニラも水仙の葉を間違えて取ってきてしまう事故が後を絶たない。家に帰って来た。明日は休み。浮力調整可能な皿頭型のウキの心棒の加工。明日は試したいルアーがあるんだけれどかみさんが疲れているから明日になってみないと解らない。浮力調整可能な皿頭型のウキにかなりの時間を割いてしまったからな。

メインオモリの座グリ。

オモリ心棒。

Оリングバックアップ。サンプルで90個作る。今年のメジナには間に合わないだろう。
清掃作業の帰り道茜屋橋のたもとにギザギザな葉の植物があった。近ずくと葛の葉だった。

葛って奈良の吉野から各地に持ち帰言われているが真相は解らない。とにかくいたるところに咲いている。虫だって美味いものは知っているから幼虫が葛の葉を食べるんだろう。芽だってきんぴらにすればすれば色は茶色だけど美味い。

葛に交じってワラビが咲いていた。