店長日記

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7日の夜中三浦半島の小磯でスズキのボイルを見て来週の火曜日も夜釣りだーと騒いでいる。前からスズキ釣りたいと言っていたのでちょうどいい。去年木更津の沖堤防でスズキらしき当たりをばらしたから今度は絶対リベンジするって。それならもう少し基本どうりにやってよと言うが。いいの。自分のやりたいやり方で行くんだだって。まあそれで何度も結果出してるから好きなようにさせておく。かみさんが釣れたルアーなら誰がやっても釣れるだろうから。竹の調子を見ている。これ3本来週まで作っといて。竹の矯正からだから無理だよ。じゃあ再来週でいいよ。

竿の調子を確認している。
かみさんが仕事から帰って来たのが19時半。支度をして三浦半島の小磯に着いたのが23時。ウエダーを履いて深みのある所まで行けば釣れる確率は高いが少しでも潮が上がってきた場合には戻る道を間違えてしまうので危険を感じて撤退。翌1時半にはかなり潮が上がってきたが結局2人ともノーバイト。30メートル先でスズキのボイルがあった。来週の水曜日15日は確定申告を提出したら出かける。今度はスズキ用の大きいルアーを持っていく。竿もそれなりのモノを用意する。15日は潮位の差が小さいようなので釣る時間は多くあるが潮の動きも小さいからスズキはどうかなあ。もちろんメバル釣りも用意していく。写真は右が1個100円のルアーで2.7g。左が木曾ヒノキのアクアマウスで3.7g。かみさんは百均のルアーを使うんだってこれも大事な技術開発。

かみさんが仕事から帰って来たので20時出発する。三浦半島の小磯にメバルのテスト。到着するのは22じころ。大潮の干潮時に釣れるかどうかをテストする。結果は明日。
48年前自分で仕事をすれば付いてくるのは確定申告。かみさんの仕事になっていた。大変なのは毎月の経費の計算。10年前パソコンの導入によって申告書を書く時間が僅かで済むようになった。Excelでやれば一瞬だもんな。経費、売り上げはエクセルに書き込んでおけば申告書書き込みの時にすぐ渡せる。なんて便利な世の中になったんだろう。税務署ではパソコンによる申告も出来るらしい。いつかやってみたい。

そんなわけで今週はテストを見合わせようとしたら明日(火曜日)の夜行ってみようとかみさんが言って来た。ウエダーを履いて三浦半島の小磯にメバルをマイクロプラグで釣るんだって。ちょうど干潮が午前0時頃なのでかなり入り込める。来週の水曜日は申告書提出なので久々に休むか。
ゲンゴロウを出したのは40年くらい前になるかな。大森忠商店さんに持ってったところ物珍しかったのだと思う。いきなり数百個売れたがそれっきりだった。どう釣るかも解らなかった。お馴染みさんが流れの中で張ったり緩めたりを繰り返しているとガツンときたらしい。その後同じようにしているとほぼ入れ掛かりになったらしい。俺も確認のためテストをしてみたら入れ掛かりとはいかないがかなり釣れた。流れの所はいいがポンドのような止水、海ではどうするのか、答えは簡単だった煽ってフォール。沈んでいくときけっこうなスリルを味わえるみたい。ワタリガニ、タガメも今だに在庫がある。ワタリガニなんか石鯛、石垣鯛、黒鯛、ブダイなんかに広用できないかなあ。

コチにイニシャルがある。

タガメとワタリガニ。そう言えばTwitterでルアーロッドを使って普通に磯の石の下にいるカニを使って石鯛類を釣っている書き込みがあったっけ。
師匠は塗装は水性か?。お馴染みさんが聞いて来た。竿とウキは水性だが、ルアーは油性だ。ディップ方式が主体だからな。なんで?。水性は多少乾燥に時間がかかるのと薄めると塗膜に厚みのムラができやすいからな。へーーーそんなに微妙なんだ。

我々は時間との勝負だから作業性を優先するんだ。両方うまく使い分けてるよ。師匠。ところでここのところ柔らかい竿ばかり出て行ったけどなんで?。柔らかい竿は煽りながら巻いてきても糸ふけが出にくいんだ。硬いと煽ると糸ふけが出やすい。距離を伸ばすには硬いほうがいいらしいが人それぞれだな。要は、自分に道具を合わせるのではなく道具に自分を合わせていけばいいんだがな。現在人工素材が日進月歩で釣り人にあった製品を多く作っているからな。自然素材は自分に合ったものを手に入れるのは難しいかもしれんな。それになんて言っても手入れが大変だ。写真は節間隔の違い。間隔の短いものは先調子、長いものは胴調子。

産地によっても違う。日当たりのいいところは比較的硬め。森林の下では柔らかめがかな。釣りものによって分けてる。しかしどこに行っても篠竹は厄介者扱いだなあ。特に私有地などでは根こそぎ持っててくれって言われる。浮三では宝物だけどなあ。
もう40年も前になるかなあ。当時プラグと言えば縦に扁平が主流だった。ゲンゴロウを作った時は皆に笑われた。しかし実績が上がるにつれて人気が出て行った。今もそうだがプラグの名前はほとんどが外国語の名前になっている。浮三では実際に存在する昆虫や動物をそのままネーミングしている。当時高校生だった娘にキーホルダーとして作ったタヌキはフックを付けずに相当数売れた。現在もぽつぽつ。すこしマイナーチェンジして再度売り出す予定だが、なかなか手が廻らない。ゲンゴロウは安定した売り上げをしている。トップタイプは面積が大きく視認性に優れているらしい。ボトムの方は沈んでいくときにひらひらと蝶が舞うように沈んでいくらしい。その後コチなるものも作ったら餌木としての注文が増えた。従来の餌木のように何度もしゃくりあげるのではなく大きくしゃくって沈むときに掛かるらしい。まあ人それぞれの釣り方があるようだ。横に扁平なものとしてタガメやワタリガニも作ったけど売れない。コレクションにするなら作るよ。

シンキングのゲンゴロウは流れの中でしゃくって流すの繰り返しで言いようだ。またなにか考え出してよ。

タヌキは当時のお馴染みさん達全員で笑っていたなあ。けどこのタヌキでブラックを数十匹上げたお馴染みさんがいたっけ。釣り方は煽って留めるだけだったらしい。ほかのお馴染みさんも真似したけど4匹がやっとだったらしい。
3月に入って渓流の解禁があちこちで実施されている。釣れたという報告がひっきりなしに入ってくる。それと同時にお馴染みさん達からマイナーチェンジもはいってくる。忙しいけどマイペース。でないと体がもたねーーー。今日マンションの清掃作業の帰りに玉川上水の側道にいつもは篠竹が生い茂ってる場所が綺麗に開けてた。そしてそこにはノカンゾウの新芽がいくつも出ていた。写真を撮っているとボランティアの方が来て整備したと聞いた。大変なんだ。お疲れ様です。ゴールデンウイークの頃には緑で埋め尽くされる。そして花が咲くころにはアユ解禁となる。釣り人が活発に動く時期でもある。待ち遠しい。

上野原に夕方4時に監察を購入して川に入ったが2人ともノーバイト。まあこれからだで家路についた。ブログとTwitterの書き込みのためパソコンのスイッチを入れようとしたら画用紙で「じいちゃん都立合格したよ」とメモ書きがあった。一瞬膝の力が抜けて座り込んだ。試験までプレッシャーをかけないようにいていたがやはり合格するまでは自分のことのように不安だった。メールで充分だったのにわざわざメモを書きに来てくれた。涙が止まらなかった。12年前共働きの親から預かった。それがもう高校生になろうとしている。かみさんが言った。いつまでたってもじいちゃん、じいちゃんだよ。いいなー。そしてあと2年もすれば中1の孫娘の番だ。その1年後には上の孫が大学か。そしてまたその2年後には下の孫娘が大学か。何回ひやひやすればいいんだろう。何回でもいいや。そしてこのこたちがひ孫を連れてくるまで元気でいるんだ。

メモ書き

お馴染みさんがルアー竿のグリップだけ作ってくれって。俺が作れば料金が発生するぞ。それより組み合わせだから自分で作りな。リールシートの内径だけは15ミリと決まっているからそれに合ったものを見つけな。微妙なところは削るようにしたほうがいい。ボール盤を使ってキリで穴をあけるのは素人では危険だ。長さはノコギリで調節するように。切ったところはヤスリで荒い順から磨いていく。あとは30分硬化の接着剤を付けて組み立て。接着剤が硬化したらクリアー塗装。師匠竹にシミがいっぱいあるね。それはな、シミと取るか紋様と取るか人それぞれだ。シミと言って削っても相当削らないと消えないよ。だから紋様として扱ったほうがいいと思うよ。そのほうが自分独自のものが作れるだろう。世界に一つしかないものだ。お馴染みさん、ああそうか。

グリップの後方部分。

グリップの先端部分

リールシートの部分。
昨日清掃作業に行ってるマンションの住人さんから和ダンスの処理を頼まれた。見たら広島県の有名な場所で作られたものだ。桐の厚さだけでも15ミリある。聞くところによると当時20数万円したらしい。2棹で50万円もしたらしい。住人さんは女性でしかも独身。でも84歳でしゃくしゃくとしている。いつまでも元気でいてほしい。少しでもお金にしようとしてあちこち高く買ってくれるところを探していたがどこに行っても1500円止まり。ハードオフによるとタンスは余っているのと和ダンスは買い手がつかないらしい。住人さんにその旨を伝えると持ってってもらっただけで充分ということなのでルアーとウキに変身しようと思う。そう言えば和服着ている人少なくなったなあ。

幅1メートル

パソコンのどこかを押してしまったんだろうな。管理画面が映らなくなってしまった。毎日書き込みを入れてるので心配したお馴染みさんが来てくれた。何かあったんじゃないかってね。経過を言ったらちょいちょいで終了。書き込みが出来るようになった。ありがとうございます。これからの時代こういう人が日本を引っ張っていくんだろうなあ。そういう日本を見届けるためにも長く生きるんだ。風力発電を知っていると思う。20年前松山に単身赴任していたころ佐多岬半島には三机(みつくえ)あたりに1か所しかなかった風力発電だが5年後には八幡浜から三崎まで10数か所も増えた。エネルギーの風は無限で無料。結果論を言ってもしょうがないけどもったいないことしてきたなあ。それより復活する間いろんなことがあったなあ。ボラ談義から伊東港にボラを釣りに行く予定がかみさんの要望で河津桜見物になってしまい伊東に帰って来てからはボラ釣りがカマス釣りになってしまったこと。小さいルアーじゃないと掛からないとベテランさん達に言われて、はいそうですかとはいかない。20gのジョイントを飛ばしたところかみさん4匹連チャンで掛けた。でもそれっきり。餌釣りの人たちは10数匹掛けてた。翌日開いて干物にした。ウメーーー。3月1日から山梨県上野原の渓流釣りが解禁になる。テストが増える。

開き

もう40年にもなるかあ。福島県の砥石の産地にお馴染みさんの友人さんがいた。立ち寄って庭を見るといい仕上砥石があったので売ってくれるように頼んだらいくらでも持っていけると言われ頂いてきた。形を整えて仕上砥石として作り上げた。高さが10センチあったんだが6センチにまで減っていた。よく使ったものだ。杉,檜のような針葉樹はバイト(工作物を回転させて削る時の刃)では削りにくい。これに目を付けて作った製品を販売したら誰も真似しなくなった。しかしノミ1本のフリーハンドで削るので後継者もいない。子供達には押し付けられない。もし跡を継ぐということになれば自分の仕事は辞めずに趣味的にやるように勧めるつもりだ。好景気、バブル景気に高売り上げをしたと思ったらバブル崩壊、釣り人の激減そしてコロナ。こんな不安定な仕事は俺一人でお終いだ。でも物凄い時代を生きてきたんだなあ。

減ってしまった仕上砥石。

左のノミは20年目。右のノミは去年おろした。追:働くことのバイトだが、アルバイトの略称だろう。ドイツ語で働くという意味なのは皆もしっていると思う。結構日本での俗語が世界に通用するようになったなあ。
かみさんが作ってくれと言って来たアロワナは10年も前にお客さんから注文を受けたが、いまだ取りに来ない。音沙汰なし。2個連なのでかなりの値段がする。デザインも俺がしたので商品として売り出しても問題ないと思うが気が引ける。10年も前だからこのブログのことも知らないだろう。もし見てたら連絡して。3月いっぱい連絡なければ売り出すよ。アロワナだけでなく結構あるんだよね。自分で作ったんだから手間代だけだけどね。ヤガラのお馴染みさんは近くだから良かったけど。売っていいよって言ってくれた。これは解決。ヤガラはかなりの成績上げるんじゃないかな。ゆっくり引いてもかなり動くから。アロワナは個2連だからそれなりの値段はするが、ヤガラは手ごろな値段で販売できる。アロワナとヤガラは来週の水曜日三浦半島の小磯でかみさんが試すって。このごろベテランのような事を言うようになった。慣れかなあ。でも魚が掛かるとパニック。

アロワナをシリーズで作った。

ヤガラもシリーズで作る。
かみさんは千葉の館山生まれ。生まれて間もなく母親と死に別れ祖母に育てられたらしい。当時那古船形の港でも漁獲量と言ったら半端じゃなかった。おばあさんは自分の所でとれた卵などを持って港に行くと10個ほどの卵でバケツ2杯分のカタクチイワシと肉の付いたマグロの背骨と頭を背負子にいっぱい詰めてくれたらしい。当時はマグロの中落ちを食べる習慣がなかったから値が付かなくてくれたんだと思うが週に2度ほどマグロの中落ちを刺身で食べていたらしい。なんでこんなところを食べなければいけないんだろうと思っていたらしいが現代の我々からしてみれば超高級食品だよな。3食腹いっぱい食べたってゆうから今の値段にしたら万に近いだろうな。カタクチイワシに関しては手さばきでさしみにして食べたらしい。冷蔵庫がなかったので刺身の後は目ざしにしてにしてあとは茹でて煮干しにして保存食としていたらしい。どうりで体が丈夫なわけだ。子だもたちにも魚が主体だった。味付けがうまいので子供たちにも人気だった。おかげで皆病気一つしない体になった。やはり日本人にとって魚は欠かせないけど高くなったね。イカなんか暫く食べてない。

味噌汁

22時に三浦半島の小磯に着いた。上げ潮だがゆっくりとした流れ。スズキはだめだろうとかみさんに言ったが、やるんだと張り切ってる。俺も一緒に始めたが魚の気配が感じられない。かみさんは一生懸命キャストしてくれているので何とか釣らせてやりたいがどうしようもない。横須賀のお馴染みさんも来ていたがあまり芳しくなかったので引き上げた。潮だまりにいた小魚をすくって3Bのガン玉を2個付けて投げさせた。入れ掛かりとはいかないまでも1時間で10センチのカサゴ2匹と24センチ、18センチのメバルをヒットさせた。カサゴはリリースしてたみたい。

プラグでないので写真はなし。帰りの車の中で、じいちゃん、なぜ海の水が引いたり満ちたりするの?って言うから、月は地球の周りを同心円で回っているんじゃないんだ。楕円軌道で近くなったり離れたりしているんだ。その距離によって引力が異なるのさ。へーーーじいちゃん凄いんだねー。コレコレ中学校の時に理科でやってるはずだがなあ。あまり勉強好きじゃなかったからなあ。中国語で勉強の意味知ってるか?。無理強いということだ。中国語では学習って言うんだ。昔は勉強塾って言ってた時期もあったけど今は学習塾って言うだろう。解らなければ今から学んでも遅くはない。釣り談議がとんだ方向に行っちまったな。それと学校の成績が悪いからと言って世の中に通用しないかと言うとそうでもない。成績が良かったからと言って社会のリーダーになれるかと言うとそうでもない。世渡りは知識じゃない知恵なんじゃないかな。その証拠にばあちゃんは車の免許持ってるだろう。ああそうか。チャンチャン。
明日は俺も休みなのでいいけど、夜中仮眠して明日の朝釣りしようよって言わなければいいけど。今日19時に家を出て21時に三浦半島の小磯に着く予定。メバルとスズキを狙うみたい。スズキに重点を置くみたい。いろいろテストしてもらうのはありがたいけど帰りは休み休み帰って来よう。持っていくのは大きなプラグが多い。

結果は明日。
一人のお馴染みさんがきっかけで昔作ったが販売にこぎつけなかったプラグが復活したとあって他のお馴染みさん達が目の色を変えてきた。こうして1点1点考察していってみよう。必ずどこかマイナーチェンジすれば復活するものが出てくる。その最有力候補がこれだ。

昨日も紹介したがアイの位置を重いっ切って中央寄りにしたところ遅巻きでも大きな動きをするようになった。少しマイナーチェンジをするが大きくは変えない。10年も前になるが30個ぐらいずつ作ってあったのでお馴染みさん達に渡してテストしてもらうかな。いつもは水曜日が休みだからその日にテストするが、かみさんが張り切って明日の夜7時に出かけるんだって。勿論ほかのプラグもテストする。目的はメバル。時間は1日の0時位とするが。仮眠して朝方フライロッドで釣りをするかもしれない。釣りに見向きもしなかった人が入れ込んでる。狩猟本能というのかなあ。

来週の水曜日もフライフィッシングなんだけどちょっと違うんだよな。三浦半島の小磯で海タナゴを狙うんだって。コマセも用意したほうがいいのかな。コマセなしでやろう。釣れなければ何か考えようよ。だからマイクロプラグは用意しといてね。俺はマンションの清掃作業は水曜日と日曜日が休みだが、かみさんは水、木曜日と連休だからいいけど火曜日の夜から行って、水曜日フルにいろいろなテストをしようという計画。従って火曜日の午後7時に家を出て三浦半島の小磯に9時につく。そこから3時間ほどメバルを狙って朝まで仮眠。食事をして8時頃からフライフィッシング。出来るかなあ。それとかみさんがすごいもの作ってくれって言って来た。アロワナ。1月31日の火曜日の夜スズキを狙うんだって。以前途中まで作ったのがあるからそれでやってみよう。

それとこれなあに。お馴染みさんに言われて作っているうちにそんな形になっちゃったんだ。どう動くの?。水面下20センチくらいをくにゃくにゃ動くよ。完成させようと思ったんだが他が忙しくって手が付けられないでいた。

へんなんだけど結構成績上げているらしいよ。じゃあそれも試してみるから仕上げといて。は~い。ねむ。
なんだ!!!。こんなことだったのか。わざわざ遠回りをして目的地に行く。まっすぐ行けば半分の時間で済んだのに。なんてこと結構あるよね。羽根つきマイクロプラグのことなんだけど。作った当初から水面に浮かせることだけを考えていた。豪快だから。でも少し潜らせて手に来る感触を楽しむ釣人だっているんだと思い知らされた。比重の大きい材質のことは論外だった。三浦半島の小磯で会った横須賀のお馴染みさんからリクエストで自分の考えがいかに浅はかだったかを知った。そういえばかみさんが言ってたゲンゴロウで見えないけど手に来る当たりって結構楽しいね。なんて言ってたことを今思い出した。よく言う。親の言う小言は反発するが気にいった学校の先生が言う言葉は素直に聞き入れるなんてこと結構皆したんじゃないかな。かく言う俺だって同じだ。かみさんがああしろ、こうしろと言うとまず反発する。お客さんだと聞き入れる。あとで言い争いになるが謝る。そして水羊羹を作って出すと収まる。木曾ヒノキにこだわることは悪いことではないがお客さんあっての商売だからもう少し柔軟に考えてよって言われるのでごもっとも。写真は比重の大きい桑の木と木曾ヒノキそして桐。同じ大きさであれば桑は沈み加減、桐は完全に浮く木曾ヒノキはギリギリで浮いてる。このことを理解して大きさを決めていかなければならない。