店長日記

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昨日は誰も来なかったので仕事がはかどったが今日も誰も来ないとなんか物足りないなあ。と思っていると噂をすれば影とやらで早速無茶苦茶お馴染みさんが来た。師匠今作っているマルイカとヤリイカ(径15ミリ)もう一回り大きのと一回り小さいの作ってだって。なんだ今日はまともだなあと思いながら聞いてみると、三崎の根魚と青物スリルがあるなあと言って来た。いつ行ったんだ。2日の日だよ。我々が伊東に行った時だ。小潮周りだったけど結構ナブラが立って面白かったよ。ただナブラの立つ時間はほんの数秒なのですぐそばに青物用の竿を置いておいてすぐキャストできるようにしといたけどだめだった。釣れたら捌いてやるから刺身を奥さんに食わしてあげろよ。カワハギを5匹釣ったので自分で捌いた。教えてもらった通りやったらできた。肝醬油にしてあげたらかあちゃん喜んでたよ。子供が3歳ぐらいになったら家族で行くんだって。珍しいな。今日は無茶苦茶言わずに帰ったよ。今径15ミリのマルイカとヤリイカに目を入れているところ。

4ミリのビーズで色はトパーズ。彼から言われた材料を用意した。すぐに大きさの要求に答えられるのが零細企業のいいところ。

明日から準備だ。来週の火曜日にはクリアーまでは塗れるからかみさんと二人で三崎に行ってテストしてくる。
作った製品の納品集金の業務をウイークデーの水曜日にできることになったので交通渋滞もなく土日の4倍くらいの早さで出来るようになった。今日はその水曜日の代出勤。半日だけなので後は帰ってきて作業に打ち込める。午前中マンションの周りを掃除していたら八重のサザンカ(山茶花)が3リン咲いていた。冬はもうすぐそこかなと思ってほかのサザンカを見るともうすぐ咲きそうな蕾がたくさんあった。すこし寒くならないと海水温も下がらないし海苔を商売にする漁師さんも困ってしまうだろう。自然界のサイクルが一昔前と比べてかなり狂ってきているようだ。2日に伊東に行った時にはタカベが群れていたからな、海水温が高いんだろうな。

早咲きのサザンカ(山茶花)。最初の3リン。冬はもうすぐだけどまだまだだなあ。マンションの隣にある公園にジョロウグモが巣を作っているあまりひとめにはつかないところなんだけど。人目に付くところはことごとく排除を要求されるのでクモも行き場がない。そのクモは夏から今まで巣を壊さないでおいたら人差し指の先ほどまでに大きくなった。

変態かもしれないが毎日声をかけている。心なしか足を動かしている。クモって越冬するのか冬眠するのかどっちだろう。モズにやられなければいいんだが。夕方からマルイカとヤリイカを塗装したので塗膜が硬化するのは明日朝だな。

明日は清掃作業で水曜日に休みにしてもらい土曜日出勤する事になった最初の日。水曜日も土曜日も8時半から11時半までなので午後からは休みなのでいろいろできる。土曜日、日曜日の納品集金となると交通渋滞で非常に効率が悪かった。マンションの理事長さんに頼んだら快くOKしてくれた。自分では当たり前に清掃しているのだが、住人の人たちから見ると物凄く真面目らしい。よく住人の人から言われるのが、あなたのお家はチリ一つ落ちてないでしょう?って。本当はモンズ(もず)の巣状態なんだけどね。モンズの巣って知ってる?。鳥のモズの巣なんだけど。とにかくメチャクチャな巣を作るんで知られているんだ。鳥の巣は機械で編んだように作られているのが普通なんだけどね。要するに家の中をドンじらかしているような状態をモンズの巣と例えられるようなんだ。もしマンションの住人さんが我が家を見たら、人は見かけによらぬものと思うだろうな。皆もどうなんだろうかな。会社できちんとしているひとでも家に帰るとゴロゴロしている人って多いんじゃないかなと思うんだけど間違っていたらごめんなさい(ハハハハハ)。釣りだってそうだよね。こんな所にいっこねえよな。なんて仕掛けを入れたとたん大物を掛けたなんて何度かあるんじゃないかな。恋愛も同じだよな。この人私のこと(俺のこと)関心ないよなあなんて思ってたら、打明られる事ってあるよね。俺ん家なんか職場結婚だけどいつの間にか一緒に暮らしていた。かみさん職場ではチリ一つ落ちてない状況だけど家に帰ってきたらゴロゴロのぐうたらだけどね。人間両立出来る人っているのかなあ。ぐうたらかみさんに53年も振り回されてきたけど人間どこかで休みがないとストレスたまっちゃうよな。それによって病を引き起こすようであれば元も子もないよ。今日は写真はなし。
睡魔と闘いながら今日未明に書いたブログではトウゴロイワシとタカベのことを書くのを忘れた。釣りたかったって言うか食べたかった。トウゴロイワシは色からサヨリに似た味で椀だねや刺身は最高だ。タカベは刺身にすると表面が少し黒くなるが。味は最高。塩焼きから揚げ、開いて干物いろいろな料理ができる。釣り方はコマセを撒いてそこに浮仕掛けのハリにアミエビを付ければいいだけ。ただ、撒いたコマセに仕掛けを入れるのが結構難しい。ならばとアユの餌釣り用のウキで問題は解決する。

左は試作品右の2個は新しいタイプ。目印の蛍光塗料は頭の平らな部分だけ。使い方は20センチ位のハリスにしてアミエビをハリに付けてコマセの中に浮についてる螺旋を突っ込み取り出して離せばウキ本体は下になり螺旋は上を向くそのままふりこめば餌とコマセが一体化する。もう50年前頃見たことがある。あまり需要がなかったので開発はしていなかったがかなり需要がありそうだ。人気が出ると量産屋さんが手掛けることもあるだろう。現在は1200円だけど量産屋さんが手掛けるようになればもっと安くなるだろう。発育盛りの子供にとってカルシュウムは不可欠だ。何度も言うけどネンブツダイは貴重だよ。頭とウロコはは固いから取り除いて唐揚げにしたり、包丁かフードプロセッサーで細かくしてすりおろした山芋と小麦粉かお好み焼きの粉をすこし繋ぎとしてまぜて油で揚げれば愛媛のじゃこ天が出来上がり。じゃこ天は結構な値段だよ。
この物価高に作り方によっては最高の栄養になるから子育てのママたち安い素材、特にイワシは安いし料理の数もかなりあるから考えてみて。
昨日の朝6時に我が家を出発し伊東に着いたのが9時半新井の堤防に行ってみると水中ではトウゴロイワシの15センチ位のに交じって同じくらいタカベが泳いでいた。仕掛けを持ってきていないので見ているだけ。釣りをしている人の中には25センチ位のシマアジ交じりでメジナ、クロダイをあげていた。スキップマウスのテストとカマスを釣るルアーしか持ち合わせていないので諦め。防波堤で15年前トンネル掘削現場でお世話になった会社役員の方とお会いした。懐かしかった。会社の事務所にお邪魔すると役員の方が電話を入れておいてくれたのか、当時の現場監督が笑顔で迎えてくれた。伊東にはよく来るが役員の方とお会いしなければいつも素通りしていた。これからは邪魔にならないように顔だけ出す程度にしておこうかな。トンネル掘削現場での経験は今の仕事でも大いに役立っている。

伊東市の津波が来た時の緊急避難ボート。30人位は乗れる。

イルカと触れ合えるプール。丁度イルカの食事の時。

イルカ公園の由来。シンキングのスキップマウスは思い通りの動きだった。釣果はゼロ
日をまたいでしまうかもしれないので宜しく。かみさんが粘らなければいいんだけどーーー。
あまり興味がなかった釣りにかみさんがはまってしまったのは、アユの友釣りだったようだ長い竿から掛けて取り込むまでのスリルがたまらなかったらしい。誰だってそうなるよな。無茶苦茶だけど自分の理論は持っているようだ。なんつったって結果がすべての世界だから無茶苦茶しても釣れりゃあいいんだろっていう状態。そりゃあそうだよとしか言えない。現に無茶苦茶がまかり通ってるから。俺も自分の持論がほぼ崩された。結果として思いもよらぬものができて感謝している。ますますつけあがるかな。とにかく売れればいい、釣れればいいということだから。結局伊東には今日早く寝て明日5時に我が家を出発。用意するものを要求してきた。えーーー。こんなに持っていくの???。青物やったり根魚やったりするんだって。

わざと人のいる所に開いておくんだって。アラーーー。営業までしてくれるようになったんだ。かみさんがうちの主人の作品ですって言うとほぼ全員が見てくれる。俺が言っても素通りされてしまう。女性の生きるための力かなあ。

まだ目が付いてないものもあるけどなあ。あたしがいいというんだから大丈夫だって。スゲー自信だなーーー。無茶苦茶に任せてみようっと。
かみさん呼んでテスト用できたよーって言ったらなんか殺風景だね。色は塗らないの?。時間的に間に合わないよ。でも今までもこれでやってきたからね。うまくいけば明日の夜9時頃出発できるかもしれないが、無理は禁物。余裕を持っていくことにする。話はそれるがマンションの清掃してるときに公園の周りを掃除いていたら背の高い万両があった。普通50センチ位の高さだろう。それが周りの木と同じ1メートル位に伸びていたおそらく光合成をするためにほかの木といっしょに伸びていったんだろう。もうそろそろ赤い実がなるところ。

赤っぽい実になってる。

話を戻して明日の夜出発できれば朝まずずめに出来るからいいんだが、明後日の朝こちらを出発すると伊東に着くのは昼だな。動きのテストしか出来ねーな。無理して明日行くかーーー。クリアーしか塗ってないテストピース。

3種類それぞれ3個持っていくことにする。大勢が釣りしてれば非常に良いんだが。見てもらえるし使ってもらえるかもしれない。どの釣り場に行ってもタックルボックスはバーーーっと開いとくんだ。アピールだね。結構興味持ってくれるよ。なんか大人げないかな。かみさんがやれっていうんだから。俺は気がすすまないんだけど?。かみさんが言うんじゃしょうがねぇなぁ
かみさんフライフィシングから始まってアユの友釣り、ルアーに来るまで釣り関する考え方が変わってしまったなあ。元々負けず嫌いだから自分が勤めている会社でもかなり負けず嫌いなところがあるらしいよ。ライバルに負けないようにいろいろしゃべってくる。面倒くさいけど聞いてやってる。2日に伊東に行く(正確には1日の夜)こともあって自分で考えた形のものを作ってくれと言って来た。より遠くへそして早巻きでの安定性をかみさんなりに考えてんだろう。間に合うかどうか解らないけど削ってみた。正直言って解らないからなあ釣りのテスターしてもらって2年位になるかなあ。うまくはないけど俺ももしかしたらって思うようになったんだ。それは結果オーライだからね。いくら正論を言ったって、芸術品を作ったて釣れなきゃあだめだ。でもこれじゃあ潜っちゃうよって言ったら、それでいいんだって。理にはかなってるなあ。狙いはソーダとワカシで朝方青物やったら次は岩場に行って根魚だってさ。早くもワクワクしてるみたい。

銅のパイプは4.5gなのでこのルアーに付ければ沈んでしまうけどって言ったら、とにかく遠くへ飛ばすんだって。そしてキャストしたら早巻きすれば浮いてくるでしょって言うからそりゃそうだけど。とにかくこれでいいのだ!。理にかなっているようなそうでないような。やらせてみようっと。

25万キロ走っている愛車。多摩ナンバーなので声かけてね。
注文をもらったマルイカとヤリイカ。せっせと切削作業をしていると若いお馴染みが近くに来たから寄ったって。娘さんと一緒に入ってきた。おじちゃん、メダカと言って知り合いのペットショップから買って来たんだって。お馴染みさん、師匠、メダカ作って。ポリ袋の中のメダカをヨオーク見て削ったところ、娘さんが、あーーー、メダカだーーーって言ってくれた。1週間したらまたおいで、ペンダントにしてあげるからね。ヤッターだって。鎖がいいか紐がいいか聞いたら紐がいいって。お馴染みさんーーー千円渡してきたから、子供のはいらねよ。この子は見た瞬間メダカって言ってくれたから。へーーー職人ってそんなもんか。ああそんなもん。

右上の1個がメダカ。18個あるのがマルイカで7個あるのがヤリイカ。左の2個がマルイカとヤリイカの完成形状。30個ずつ完成させる。注文は10個ずつだけどたぶんすぐに追加が来るはず。
金沢のお馴染みさんからお小言と要望が携帯に来た。ライギョが草むらにいるんじゃないの。草むらから出てくるカエルやヘビの子供なんかに飛びつくんだよ。だから小さいのしか釣れないの、と𠮟られた。小さいって言ったて60センチだけど。だから!!!こちらでは1メートル超えないと釣ったことにはならないの。わかったよーーー。それとなあスキップマウス改造しろ。え!!!。あれは使える。おそらくおめーがブログやTwitterに乗せるから多分1か月ぐらいすると類似品が出てくるぞ。別に構わねーよ。お人よしだなあバーーーカ。そうかなあ。ただ小さいのから大きいのまでシリーズで作るからプラスチックでの量産は無理だろうよ。それに昔と違ってイニシャルが入っているからな。お馴染みさん、そうかもしれんな。ところで改造ってなに。フックを固定してフロッグのように草にフックがヒッカラナイようにしてくれ。そんなのお安い御用だ。冬の前の荒食いがあるから早くしてくれよ。アイヨ。さて、かみさんが帰ってくる。おでんが食べたいって言ってたなあ。ヨッシャー、作るか。

かみさん帰ってくるなりおでんだーーー。おでん食いながら、じいちゃんロックフィッシュってなあに?。ああ根魚のことだよ。なあんだ最近誰もがアメリカかぶれだね。英語しゃべれんのかね。その結論は出さねーほうがいいな。そうだね。2日に伊東行く時カサゴ、ムラソイやってみたい。ルアーにきらきら光る付属品付けといてよ。えーーー。口に出さねーけどめんどくせー。でも付けた。素人は何釣るか解んねーからな。

ゲンゴロウとコチ。
十数年昔トンネル掘削機の仕事で石川県金沢市に行ったことがある。打ち合わせ後飛行機の時間が4時間近くあったので元請けの方に湖北という場所に案内してもらった。その方も釣り好きで俺の製品を使ってくれていた。金沢周辺はバスよりもライギョのほうが圧倒的に多かった。池というか灌漑用水というかあまり水が動いてない場所に案内された。そこには彼の仲間のような人が釣りをしていた。親しげに話しをしているから釣り友達みたいだった。使っているルアーはほとんどがフロッグで草むらに直接投げ込むため根掛しないためだ。すると草の生え際からリンゴみたいなものが浮き上がってきた。ライギョの肺呼吸だった。初めて見た。でけー。あれで1メートル位ですね。軽くいった。掛けたらどのくらいの時間でネットインするか聞いたら30分位らしい。結局ライギョは釣れなかったが仕事が取れたので再度金沢に来ることができた。仕事の休みの日に連れて行ってもらった。自分のルアーを使って60センチをあげた。結構腕が痛かったが笑われた。小さいって。大きいのは草むらの中にいるからフロッグじゃないと無理だよって言われた。フロッグを借りて挑戦したがみな60センチ前後だった。その彼がTwitterを見たと言って連絡が来た。案の定テストしてみるだった。彼曰くこれはいけそうだよだって。トンネル掘削機の指導で全国を回っていたこともありブログとTwitterを始めるようになってから結構電話して15ミリと12ミリ作れるか?出来たら送ってくれって。

左2つが18ミリと21ミリ右2つが15ミリと12ミリ。アイヒートンをはかなり頑丈にしないとだめだな。
あちこちお得意先を回って午後4時に三崎港に着いた。潮の流れがまだ流れないでいたが4時30分頃から流れ始め5時には川の流れのようになった。潮どまりまで待っていられないので小磯に行ってメバルを狙ったが不発。大潮なので午後8時には小磯の岩肌が表れてしまい釣り終了。城ケ島三崎水道では小潮回りか大潮でも潮どまりの流れが緩い時がチャンスみたいだ。三崎港でかみさんがスキップマウスを試していると隣で興味深げにルアーを見ていたので自己紹介代わりに名刺交換した。相手の方は家具職人関係の方だった。今後いろいろ情報交換しましょうで別れた。

あきらめきれないで一生懸命キャストするかみさんのスキップマウスを見ているときれいな水しぶきを上げていた。ヨッシャー条件が整えばいい結果を出すなと確信した。来週の小潮周りにまた来よう。

三崎港から見たら富士山のシルエット。
今日お馴染みさんが物々交換???にやってきた。土のう袋の中には市場に出せない里芋がぎっしり詰まっていた。いよいよ青物出なすったな。ブログ見たぞ。今度の日曜日行ってくるかな。コツンときたのどれだ。ペンシル2個渡した。

金を出したので物々交換と言ったら、ヤッターだって。じゃあこれとこれってーーー千円払って来たので今度はこっちがヤッター。早速里芋皮をむいて30個位茹でた。かみさん帰ってきたのでカレー出来てるよ、それに里芋あと5分したら火止めといてって頼んだ。明日新規の製品の打ち合わせに三浦まで行って打ち合わせが終わったら2時間位三崎港で青物と根魚をねらう。仕事を終えて飯。30個茹でた里芋3個しか残ってねーーー。

30分もかけて剝いたのにーーー。そんなにうまかったのかーーー。作った甲斐があったなあ。息子と2人で15個ずつかよーーー。でももし料理人だったらうれしいだろうなあ。
若いお馴染みさんから頼まれていたマイクロプラグを取りに来た。左の2個はシンキングでみぎの2個がトップ。この2個のトップのプラグのライン上に3Bのガン玉を付けるらしい。管理釣り場ではオモリが禁止の所があるからきおつけろよ。と言ったら、ハゼだよハゼ。プラグからガン玉の間が秘密らしい5センチか6センチという微妙な距離らしい。その距離で入れ掛かりになるかならないかの結果になるんだって。師匠!。小さいから安いよね。こりゃあ。そんなの作るんだったらスキップマウス作っていたほうがよっぽど楽だ。ーーーー円置いてけ。って言ったら、あ!、オタマジャクシだ。いただきーーーだって。しょうがねえなあテスト頼むよ。よっしゃー!。

この無茶苦茶なアイデアを出すお馴染みさんに何度助けられたか。

フックは自分で付けろよ。OK。風のごとく帰っていった。そばにいた別のお馴染みさんが一言、師匠もよく面倒見てるねって言うから彼はポテンシャルの塊なんだって言ったら、仕事は何してるのっていうから俺はわからないって答えた。あまりそれ以上は聞かないことにしている。
昨日の三崎港でのナブラでキャストしたときはスキップマウスだった。サミングによって水しぶきは上がるが。青物のように高速で巻いてくるとプラグが回転してしまうのでヒットに至らなかったかもしれない。それならば一人二役になるようにアイヒートンを2か所にした。先端のほうは高速巻で下の方は水しぶきを上げるためのもの。

お馴染みさんが勝手に自分が使うプラグにアイヒートンをつけながら呟いてた。お馴染みさんが一言言った。もうワンセット用意しとけ。まにあいっこねえぞーーー。そりゃそうだけど何個も買えない人だっているからな。お馴染みさん納得してた。こうやって失敗したり、恥をかいたりで人は成長していくんだろうか。なんて考えると最初の人間の失敗から現代までの失敗数ってどのくらい???。寝られなくなるから考えるのやめたーーー。
城ケ島で製品の打ち合わせをして三崎港に回った。カワハギを釣りたい人に出会った。懐かしい四国弁だった。餌ばかり取られて釣れないというのでカワハギを釣るにはちょい投げでいいからオモリが底に着くと同時にシャクリを繰り返すようにすれば釣れる確率は高くなるとアドバイス。すると直ぐに掛けたが手前でばらし。コツをつかんだのか直ぐに掛けた。なんと竿が満月。上がってきたのはでかい。引き抜きは無理なので玉網を使った。正解だった。31センチもあったよ。俺も岸壁からの釣りでこんなの見たことない。レコードだな。

城ケ島三崎水道にはこんなのがいるんだなあ。でもちょっとのアドバイスでこんなのつるかなあ。天性じゃあないの???。この人はほかの釣りもきっとうまくなるよ。また会えたらもっとでかいの釣ってね。俺は根魚釣りをしようとしたが、重いプラグがなかったのでなんとか潜るプラグを使ったが風が強くて苦戦した。でも3回ほどアタリがあったので水曜日にはちゃんと用意していこう。城ケ島三崎水道にはまだまだ得体の知れないモンスターがいるはずだ。ワクワクするなあ。それとペンシルのプラグを別の竿にセットしてナブラの出るのを待ってたがジュワーとキターーー。ほんの数秒間のナブラが来て行ってしまった。ルアーは群れに投げ込むことができたがコツンのあたりだけだった。水曜日やるぞーーーー。
梱包作業で透明のプラケースにするかポリ袋にするか最後の詰めで時間がかかってしまった。プラケースにすればケース代や手間代で200円ばかりの差が出てしまう。やはり手離れのいい方と値段が安くなることで袋で梱包することになった。かみさんと二人で2時間も費やした。

あーあ。明日朝から根魚釣りやりたかったなーーー。でも商売優先と無理して深夜まで連続で仕事をすると運転に支障をきたすため今日は作業終了。
水曜日、木曜日が休みのかみさんはもうすぐ寝るって。かみさんは明日から仕事だから付き合わせるわけにはいかない。日をまたいでしまうから軽いノリ茶ずけを作ってきてくれた。夕飯が午後5時なので気を利かして作ってきてくれた。ありがとう。そしてうまかった。

ヒートンは午後10時で付け終わった。あとはフックを付けて梱包。注文が15ミリ、18ミリ各10個なのでそれぞれ12個余る。ネットにも載せる。

アイヒートンとフックはクイックスナップを使うので全部装着してから寝るとなると深夜2時頃になるな。匂いを嗅ぎつけたお馴染みさんから電話。忙しいから相手出来ねーよの条件で来店。自分でゲンゴロウを見繕って日曜日の朝までやっといてくれだって。

料金倍とるぞと言ったらやれるもんならやってみろだって。アイヒートンくらい自分で付けてけよって言ったら、これからビール飲んでくつろぐんだって。そうだよなあ。一生懸命昼間仕事して帰ってきてのビールだもんな。仕方ねーか。ちなみに俺はアルコールは一切ダメというか飲んだことがねーーー。うまいのかも知らない。知る気もない。お馴染みさん。どうやら城ケ島三崎水道でハタ類を釣った経験があるらしい。場所は教えてくれなかった。
スキップマウスの次はマルイカとヤリイカ胴径12ミリから25ミリをシリーズで作る予定。土曜日のテストはメジナと根魚。根魚で使うプラグが当たりプラグであれば在庫は結構さばけるので時間の比率を多く取る。メジナの磯ウキは本流ウキとしても使えるのはお馴染みさんたちが実証済み。写真は胴径15ミリのマルイカとヤリイカ。

次は、¥1000前後のプラグを作ってほしい。更によく釣れるやつとの要望だ。こんなの出来ねーよ。ではなくて、作るんだ。アクアマウスだろうなあ。川では下流に投げて流れの中に入れておけば魚は勝手に食いついてくるが海では早巻きすれば魚はついてこれるか?、遅まきだと動きが鈍いのでどう改造するか。時間はあまりない。あとは削っては風呂場でテストの繰り返しだろうなあ。

塗膜が固まったので後はアイヒートンとスナップ付きのフックを付けて梱包。