店長日記

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トンネル掘削機のトラブルは以前だったらすぐに行けたが清掃作業があるから会社に休みの申請をしなければならないのでトラブルの現場まで行くのに数日を要してしまう。うまくトラブルが解消してしまえばキャンセルになるが一日分の最低賃金だけは貰える。金額は内緒。お馴染みさんが自転車があるのに気が付いて入ってきた。古希の野球のメンバーが足りないから来てくれだって。たまにはのんびりするからやだ。うるせー。かあちゃんユニフォーム出してくれ。かみさん、出してきやがった。強引にに連れていかれた。昭島のクジラ公園グランドだった。11人しかいないのでセカンド守らされた。そつなくこなしたが球が来るとつい昔の癖で飛びついてしまう。疲れた。スコアーは3対2でなんとか勝った。みんなで勝利に浸っているとタクシーが来た。降りてきたのはかみさんだった。おーい、上野原連れてケーだってよ。ウエダーとウエットスーツ,足袋をリュックに詰めて持ってきた。上野原に着いたのが3時。人はまばら。流れの中に蛇行プラグを入れればプラグが動くと同時に掛けバリにも動くので向こうから勝手に掛かってくる。コツをつかんだのか22センチをいきなり掛けた。気持ちよさそうに引きを楽しんだのち、じいちゃん掬ってだよ。おめーは大名かよと思っただけで要請に応じた。ガッツポーズしてやがんの。6時までに5匹確保した。余程アユ釣りが気に入っちまったんだろうな。10月になるまでルアーのテストはお預けだ。

明日の夕飯は鮎の塩焼きだって。

3対2で接戦をものにしたじっちゃんたちもご機嫌だった。
トンネル掘削機の関係で富山に行くことになっていたが機械が順調に進んでいるということでキャンセルになった。さて明日は何をしようかな。出張は盆と正月、ゴールデンウイークでない限り飛行機のチケットは当日でも取れるので予約はしない。いつキャンセルして来るかわからないからだ。清掃作業の仕事は有給休暇を取ってしまったので休み。かみさんが明日、明後日と休みなので何か言ってくるだろう。出張のキャンセルはメールで知らせてあるのでまたどこか連れてけだろうな。今帰るメールがあったのでもうすぐ帰ってくる。注文が結構入っているので仕上げないといけないんだが一生懸命稼いでくれるんだから週一位わがままきいてやるかな。結果は明日書くね。今8時40分。
仕事の帰り道いつもの小平市の玉川上水側道で栗を拾ってきた5分で40個位取れた。我が家に帰って今度は釣り具の仕事あるので長居はできない。去年は20個拾うのに結構な時間を要した。今年は甘さが足りないかな。贅沢言っちゃあいけないな。自然からの恵みだからな。明後日かみさん休みだから、また茹でてもらうかな。

今日30年ぶりだろうかかご釣り用のウキを作った。オモリ負荷は、8号と5号。発泡剤が主体になってきた昨今バルサ材を使っているからみんなびっくりするだろうなあ。写真のウキは削って下塗りをしただけだけどこの形を知っている人はもう70歳は過ぎているだろう。

とにかく売れた。1ヶ月2000本も売れた。一本の卸単価が300円だったから結構な収入になった。一年ぐらい続いただろうか。これに目を付けた業者が量産体制を企てて大量に市場に入れてきた。もう太刀打ちできなかった。こんな経験があったので誰もが作れるような形や材料ではなく浮三独特なものをつくるようにした。ただ現在は競合してた会社や個人は釣り人の激減と世の中の経済事情によっていなくなってしまった。コツコツやってたのが功を奏したのかなあ。
今日はちょっと変則的なので1にち2回ブログを書くことになっちゃた。午前2時に寝て7時にかみさんを会社まで送っていきまた寝た。17日の土曜日には何点か納品しなければならないのでまた城ケ島に行ってくる。その際渡船をして状況を把握してくる。なあんてきれいごと言ってるけどたまには遊びで釣りしてみたいだけ。午後2時に再び起きてジョイフル本田瑞穂店に行って必要な材料と夕飯の食材を買って来た。今日はカレーなのだが肉が少ないと言われるので倍入れた。夕方空堀川にフライロッド用の竿と羽根つきマイクロプラグを持って試し釣りしてきた。この川はたまに釣りをしている人を見る程度でがら空き状態。魚影はすこぶる濃いのでテストには適している。魚種はオイカワを主にウグイ、フナ、コイそれにスッポンまでいる。時々2メートルのアオダイショウまで出てくる。きれいな川になった。去年なんかはアユのはみ後まであった。
これは噂によると柳瀬川で餌釣りしたあゆを離したらしい。登ってくるわけないよな。だって久米川駅のあたりで水は地下に潜っちまうんだから。

瀬ありトロありだから結構楽しめるよ。

今日テストしたけどフッキングするような大きいのはアタックしてこなかった。
一般道の渋滞などもあり城ケ島の一休フィッシングセンターさんに着いたのは5時を回っていた。近況と注文を頂き餌木のテストのできる小磯に向かった。場所は伏せておく。なぜならネットに出せばそれなりの人たちが押し寄せる。三浦半島の港湾施設で釣のをできるところを探すのが難しい。余った餌の放置(悪臭を放つ)、サビキなどのフックのついた仕掛けの放置などによって近隣住民への迷惑または漁師さんたちのけがなどが原因で締め出しをされてしまったようだ。まだほかにも迷惑行為はあるらしい。その場限りで釣りに来る人たちはそれで終わりだろうが釣りを商売にしている人たちからしたら死活問題だ。獲物を持って帰ることは楽しいし権利だ。しかし大人たちが獲物と同じようにゴミをこんなにたくさん拾ったと言って自慢するようなことはできないだろうか。ネットの動画の中で釣りもするしゴミも拾って帰るという人も大勢いる。俺にこんなことを言える資格などないことは承知している。なぜなら俺も旅の恥は搔き捨てのようなことをしていないということは決して言えないから。釣り人の締め出しを解くことはもうできないと思う。でも俺はゴミ拾いをしていく。忘れることがあったら注意頼むね。

城ケ島大橋のたもとから撮った満月

。一休フィッシングセンターさんの全景。
じいちゃんたちの野球を終えて帰ってきた。1-3で惜しくも負けた。現在1時だけどこれから三崎に行ってテストして帰ってくるとなると日をまたいでしまうので報告は夜中の2時頃になる予定。ちょっと早いけどお得意さん周りもかねて出発する。主なテストは餌木だけどナブラが出たりすることがあるので、通常のプラグも持っていく。報告は明日の朝になると思うので楽しみに待っててねーーー。追 俺のテストじゃああまり期待できねえよ。

地上の季節は確実に進んでいるが海や川また湖の中はどうなんだろう。明日はじいちゃんたちの野球が8時からあるのでそれが終わり次第三浦半島にアオリイカの餌木のテストに行く予定。小場所はあるが釣り禁止の場所も結構あるので注意して場所探しをする。地元の人たちの迷惑になるような行為、漁師さんたちが困るような行為がかなりしてきてしまったために釣り自体を禁止にされてしまったのかもしれない。遅ればせながらレジ袋の大きめのものを持参してごみなどを拾ってくるようにするようにしている。一人じゃどうしようもないけどみんなも頼むね。仕事の帰り道緑の木のそばに白っぽい棒が10本くらい立っていた。コントラストがはっきりしているので彼岸花の蕾であることはすぐに分かった。

しばらく進むと一凛の黄色い彼岸花が咲いていた。白いのもどこかで見たような気もした。季節は確実に進んでいるなーと感じた。帰宅して散髪に行ってきた。明日の用意をしている。

2時頃出かけるから三崎に着くのは5時頃と思う。午後10時までテストして帰る予定。オモリは全て内装なので、沈んでいくのもゆっくりだから市販の餌木のようなアクションではアオリイカは釣れないよ。明日の釣果をお楽しみに。期待はしないでよ!。
拾った栗では小さすぎて皮がむけないと電話がかかってきた。栗おこわは市販の栗で作るからね。拾った栗は茹でておくよって言って来た。そりゃそうだよなあんな小さいのの皮むいてたら日が暮れちまうよと思って了解した。帰り道五日市街道沿いではお孫さん2人を連れたじいじとばあばが栗拾いをしていた。何だか楽しそうだった。俺も孫娘2人を連れていろいろなところにいったっけ。かみさんと4人でリバースポット早戸に行ったとき中一の孫が50センチのニジマスを釣った時には俺が焦ってしまう始末で語り草になっている。じいちゃんは何かあるとすぐ焦るんだからーーーといわれてる。我が家に帰ってくると茹でた栗と栗おこわが出来上がっていた。牛丼の具も作ってあったので食べた。ちなみに味噌汁は俺が作ったインスタント。

おおよそ1年ぶりのごちそうだった。この後早くも来週水曜日の作戦。今度は右岸に行こうか、オモリは鉛を使おうかいろいろ案が出た。両方とも試してみようということになった。オモリの場合は石の小さい右岸がいいだのいろんな意見が出た。ただ4時間しかないから有効にテストしなければならない。はたから見ると遊びとしか映ってないらしい。もう慣れたけどね。引っ掛け釣りでも、じいちゃん根掛取って、じいちゃん掛けたから掬ってと相変わらずパシリだよ。でも一生懸命働いたりテストしてくれたりしてくれるかみさんへの労いもあるしなーーー。
清掃作業の帰り道、栗が落ちているかなーと思いながら栗の木の下を見ると下草の上に風で落ちた枝が2本落ちていた。中身はがっちり入っていた。今年最初の栗ゲットーーー。すると下草の開けた所に40個位散らばって落ちていた。ヤッター。いつもの年は20個位しか拾えないのに今日一日で50個も拾えた。明日かみさん休みなので栗おこわ作ってくれるって。再度ヤッター。

我が家に帰ってきたのが2時で今日は三浦半島にアオリイカを釣りに行く予定だったのだが、かみさんアユの掛け釣りしたいということで上野原に急遽変更。上野原に着いたのが3時半。3人位しかいないのでどこででも竿を出せた。かみさんいきなりハナカンの付いたアユを掛けた。S字運動のルアーを使っているので荒瀬の中に入れたまま友釣りのように竿を止めていると20センチがきた。気をよくして荒瀬を横切るように引いてくると18センチが掛かった。丘にあげてしまうというので引き上げるが上がってこない。なんと、下にももう一匹掛かってた。その後3匹続けてバラシ。6時のチャイムが鳴ったので帰ろうとするともう一匹と言いながら暗くなってしまった。執念深いというか、熱心というか最後に一匹掛けた。恐るべし。来週の水曜日も来るって。ヤレヤレ。

いつも友釣りをしていた場所。やっぱりいるねーだって。いるところが解かっているからしょうぶははやい。

最後の一匹があがった。危ないからもうダメ。来週の水曜日はヘッドランプ持ってきてって。
もう30年も前になるだろうか。真鶴の釣具店さんに頼まれてアオリイカの餌木を作ってくれと頼まれたことがあった。当時は圧倒的にウキの注文が多かったしルアーフィッシングのプラグも結構作っていたがエビの形にしてくれと言われたのには困った。この時に芯をずらして片側だけを削る手法をあみだした。これによってかなり複雑な形のプラグを作れるようになった。この釣具店のご主人こそが俺をここまでのし上げてくれた方だ。まだまだ未熟だった俺の製品を文句をを言うことなく直ぐにキャッシュで支払いしてくれた。どれだけ助かったかはかり知れない。その餌木の試作品が出てきた。200個位売れただろうか。

その後間もなく俺にトンネルボーリングマシーンのインストラクターの仕事が舞い込んだ。背に腹は代えられないので飛びついた。幸い夏場は暇なので釣り具の仕事は続けたがインストラクターの給料は釣り具の製造比ではなかった。3倍位の金が入ってきた。釣り具の製造やめてしまおうかなと思ったこともあったが下水工事の仕事なので完備されてしまえば終わってしまうのではないかと思って両立させた。案の定今はインストラクターの仕事はゼロ。インストラクターの会社も解散してしまった。餌木に話を戻そう。お馴染みさん達が遊び半分で色々なものを要求してくるので我工房ではエビの形をした餌木はほとんど出ない。

当時真鶴の釣具店さんは、誰かの作品を持ってきてカンナ(フック)を上だけとシングルにしてくれと言われた。この上だけというのが難しかった。今では特殊な機械で作れるようになったが手作業が8割を占めるので量はできない。真鶴の釣具店さんには技術的にも大きな力を与えてくれた。会社が大きくなる、人が大きくなる時というのは必ず支えてくれる人がいると自信を持って言える。
午前中商工会の経営セミナーを受けてすぐに上野原に行く予定でいたが所沢からの新しいお客さんが来るというので待っていると1時にきた。1.5メートルの柔らか目のロッドと15グラムを飛ばせる固めのロッドを注文してくれた。1ヶ月かかりますといってOKもらい上野原に向かった。着いたのは3時を回っていた。道糸を結ぼうとしたら忘れた。0.8号のラインがあったのでそれを道糸にして始めた。根掛りしそうになったら引くのをやめて反対に戻して丁寧に引いてくると18センチが掛かってきた。続いて13センチが2匹。次にウグイが掛かったのでアユはいないなとして終了。オモリとして使用したのはシンキングの蛇行するルアーで流れの中に入れれば勝手に動くので引っ張る必要がない友釣りにのように流れに入れて止めておけば向こうから勝手に掛かってくるから体力も少なくて済む。

あまりルアーフィッシングでは実績がないがアユの掛け釣りにはかなりの実績があるから解らないもんだなーーー。

上はウグイ。荒瀬の中にウグイがいるということは追っ払うアユがいないからだろう。今の時期荒瀬はアユの天下だからウグイは安心して荒瀬にいるんだと思う。朝から地元のお馴染みさんは50匹くらい持っていた。うらやましい。
かみさん本当に友釣りにはまってしまったんだなあ。来週の水曜日は休もうだって。流れる川の中では意外と体力を使う。とにかく一生懸命だったので疲れたのだろうな。彼女の意志を尊重する。季節はいやがおうでも進んで行く。ハゼ、バス、青物、メッキ、ルアーフィッシングではないが上野原ではワカサギもチラホラきこえてくる時期になる(うまいんだよー)。お馴染みさん達の中には毎年マイナーチェンジを要求してくる人や20年間も同じ型にこだわっている人など様々だ。
ある程度の要求を見越して材料はあらかじめ切っておくが中にはとんでもないようなものを要求してくるから大変だ。

ルアーフィッシングのプラグはあまり変更はないが磯ウキやヘラ浮は結構マイナーチェンジがあるので作り置きは少ない。

このウキを考案した人は磯では上から見るから上面だけに蛍光塗料を塗ってくれということになったのでこのウキを作った。このウキはルアーのフックを結んで潮の流れに乗せると青物も掛るんだって。釣ったことあるのかを聞いたら、メジナを釣っててナブラが出たら変えるらしい。まだその状況になったことがないから解らないって言ってた。
朝からじいちゃんたちの野球に駆り出されたが午後からは大磯へ行かなければならないのでスコアラーをさせてもらうように頼んだ。最終回5対5の満塁から相手の走塁妨害でサヨナラ勝ち。なんでもいいや。勝ったから結果オーライ。

12時に家に帰ってきてシャワーを浴びて2時に出たが、キャチボールやトスバッティングで体を動かしたので疲れた。それで電車で行くことにした。八王子から
橋本に出て相模線で茅ケ崎に行き、東海道線で大磯に着いた。大磯港までは歩いて10分位。家族連れがイワシなどの小物をあげていた。西側のサーフに行ってサーフトローリングの状況を見たが今日は釣った人はいなかった。ただアオイソメを付けて釣っていた人が手のひら大のカワハギと15センチ位のシロギスを5匹位持っていた。これだけの広い所でナブラにぶつかるのはよほど運が良くないとダメだなー。

大磯港側を撮った写真

小田原側を取ったもの。6時に引き上げてきたのでもう少しまず目時になればいいかもしれない。帰りの電車で橋本まで来たら横浜線の相模原駅で人身事故のため京王線で多摩センター駅から多摩モノレールで東大和市まで帰ってきた。やはり電車だと楽だ。
昨日の続き。なんつったてかみさんの南蛮漬け、そして俺の糠漬け最高の弁当じゃあ。結局唐揚げは3本しか残らなかった。
また作ればいいんだけどラップにくるんで冷凍庫にいれた。俺が明日の朝食うんじゃ。電子レンジで解凍ではなく1分位チンして更にグリルで焼いて市販のポン酢をかけるとうまいよーーー。今日からかみさん出勤。カレーを頼まれたのでカレールーと豚肉こま切れ300円を買って野菜と一緒に煮込んで待っていると帰るメールがあった。30分くらいでかえってくる。かみさん猫舌なので盛り付けしておいといた。さて明日は午前中じいちゃんたちの野球があるのでスコアラーでも手伝いに行くか。午後からは本職のルアーのテストで今回は大磯の青物。お馴染みさんたちが景気のいい釣果を出しているので俺も確認のために行ってくる。サバかワカシが釣れるといいなーーー。サバの刺身はしばらく食べてないなあ

。昨日の夜から今日の朝そして昼の弁当に南蛮漬け。もう一回食っても飽きないよ。アユの南蛮漬けは一晩於いても生臭さがない。

かみさんが帰ってくるのでカレーを盛り付けしてさましておく。そして、やなこと言い始めた。じいちゃん。鶴川は友釣りできる?だってさ。14日位まで出来ると思うよ。でもリバースポット早戸に行ってマイクロプラグを試さないと。かみさんが、ウーーーン。まあいいよ。話題一杯作ってくれたから。15日から掛け釣り解禁だと2回できるけど、14日解禁だと7日の一日しかできないよ。といったら目が輝いていた。でも鶴川は流されることもないから俺も友釣りできるかな。入漁券は一緒だし、行ってもいいよ。ヤッターだって。ヤレヤレ。
かみさんは水、木曜が休みなので冷凍庫の中にあったアユの塊を3つ出した。20匹ほどいた。今日はね、から揚げと南蛮漬けにするからね。清掃作業を終えて家に帰るなり入り口で油の揚げる臭い。2回揚げするので一回目がキッチンペーパーを敷いた中に入っていた。まだ頭は固いので20センチクラスの身の部分を頬ばった。やはりプロ。うまーーーい。たて続けにもう1本。やっぱりばあちゃんはプロだって言ったら、ドヤ顔だった。昨日の執念の一匹はどれかなーと言ったらもうわからないよって言ってた。今日の出費はゼロだって威張ってた。

全体図下は南蛮漬け

昨日で友釣りは終了したがどこかでもう一度やってみたいというので19日を出て21日を振替休日にしてもらうように会社に頼んでみる。そして狩野川か酒匂川に行ってみようと言ったら目がかがやいていた。明日の俺の弁当のおかずは南蛮漬けとアユのから揚げ、そして大根の糠漬け。最高ーーー。
有終の美を飾る日となるはずだった。2時半に上野原に着いた。中満おとり店で4匹オトリを買った。勇んで川に降りて仕掛けを結び最初の流し。全然掛からない。行の車内で今日は混むから右岸に行こうと伺いをたてたが、いつもの左岸でやるといいはるのでそのままいつもの場所に入った。俺が先週の土曜日に来た時は垢がついてない状態だった。今日は全体に垢付きがいいから人のいないところがいいと勧めたが先週の水曜日の大型が忘れられななかったんだろう。だが日没になってもゼロ。それに朝から昼までは曇り空で水温は温かめだったと思う。昼から快晴になり10メートル級の風が吹いてきたため急に水温が下がったんだろうと思う。午前中釣った人は結構数を伸ばしていた。釣れない原因は定かではない。道糸がやっと見えるくらいになったので、帰り支度を始めた時、掛かったーーー。16センチだが執念の一匹を上げた。周りを見渡すと俺を含めて3人。話しかけると、いつもは50匹くらい掛けるんだが今日は6匹だというので納得して納竿。かみさんがポツンと呟いた。これが自然なんだね。そー。絶対に人間の思い通りにはいかない。でもさ昨日の夜のああしよう、こうしようと思案してる時って楽しかったねーーーだって。釣りはそういう時が一番楽しいんだよね。

もうやめようよと言ったら、キターーーだからね。

下3匹はオトリ。オトリのほうがでかい。明日ほかの冷凍アユと一緒に唐揚げして半分は南蛮漬けにするらしい。なんつったて執念の一匹だからね。うまいだろうなーーー。
さて明日上野原での友釣り専用区が最後となるので恐らく解禁並みの混みだろう。みんな流心にオトリを送り込むのでヘチ狙いのかみさんはほくそ笑んでる。しかしよくそんなところでというようなところで掛けるから大したもんだ。メスが狩りをするときの本能のような気がする。水中糸は0.4号よりほそくしないでよ。雨にならなければいいけど水が濁らない限りカッパをきてやるだろう。カメラマン、アシスタントで明日も頑張る。話は変わるが清掃作業の帰り道、五日市街道沿いの野栗が昨年以上に身を付けているのが確認できた。去年は20個ぐらいしか取れなかったが今年はもう少し増えるだろう。すぐ脇には鬼グルミが実をつけていた。これはあと一か月くらいかかると思う。栗ほど人気はないが殻の中の実はうまい。しかし栗ほど人気がないのは大きさの割には中身が少ない。また殻が固いので一部の動物を除いて食べることができないらしい。人間は茹でて金鎚で割ればいい。ほかにもクルミ和えなど色々な料理に使われる。殻から身を取り出すのが大変なのであまり人気がないがうまいよーーー。

栗のイガが大量になっている。これなら今年は結構取れるだろう。

栗と鬼グルミが並んで生えている。毎年鬼グルミのほうが数多くひろえる。

下を見ると釣鐘ニンジンの可愛い花が群れて咲いていた。そういえば下草を刈り取っている業者がほかの釣鐘ニンジンの群れを残して刈り取っていた。やはりプロだね。
明後日上野原では友釣り専用区が最後になる。アユの仕掛け作りも最後になるといいんだけど。鶴川や上野原より上流はまだ友釣りができるので、やるーーーって言いだすかもしれない。でも上野原よりも釣れないだろう。それに桂川上流は谷が深いので川に降りるまで大変だからあきらめるだろう。ま、かみさん次第だな。仕事が終わって五日市街道の帰り道、野栗の実がしっかりしてきた。もう2週間もすればイガが割れてくるだろう。

五日市街道には結構野栗があるが実が熟して落下すれば朝早い人に拾われる。これは特権だ。午後からではいくつも残ってないけどそれでも去年は20個位拾った。甘かったーーー。

これが最後の仕掛け作りになりますように。
昨日お馴染みさんから要望のあった直立型のペンシルが在庫の中に見つかった。知らせると、今行く。写メで送るから待てよと言ったら、25日もたってるんだから大丈夫だというのでマスクつけて来いよといった。わかってるよ。さっそく来て見るや否や、これこれって言って喜んでいた。これの15グラム、20グラム作れるか?というので、俺はなあ釣りは下手でも作る事にはプロだぞって言い返した。でも師匠も奥さんも結構うまいよねっていうから、あのなあ我が家は釣った魚をリリースするほど裕福じゃねえんだよ。なんでも食べるのか。ブラックもか?。勿論ブラックは琵琶湖じゃあバスバーガーと言って商品になってるの知ってるか?。ネットで取り寄せ出来るんじゃねえかな。へーーー。ところで今度はいつ行くんだって言ったら、来週の木曜からだけど出来る?。やってみるが塗はクリヤーだけだよ。OK。

もう20年くらい前にになるかなあ作ったのが。そういえばツイッターで俺の作品を乗せてた人がいたなあ。ありがとうございます。カラーリングがしてあるから20年は経っていると思う。
土曜日とはいえ上野原まで3時間かかるとはとんだ浪費だったが、圏央道が混んでいたのであきる野で降りたのが間違い。
一般道はめちゃ込みで八王子に出るまで2時間かかった。国道20号に出たらガラスキ。上野原に着いたのが丁度正午。少し川の様子を見ていた。8月最後の土曜日で友釣り専用区の最後の土曜日とあって半端でない混雑。中には噂を聞いて群馬県から来た人もいた。釣れないって。先日の台風で川が変わってしまったことを説明した。ここは発電所から出てくる水の温度が  18℃で鶴川と本流からの温かい水が混ざる場所なので冬の魚も釣れるから来年もう一度来てくださいと言って名刺を渡した。確かに石にぬめりがないので垢がついてないのだろう。俺も入るところがないので細でやることにした。2メートルに満たない幅の細にオトリを入れたとたん1匹めゲット。腰をかがめて同じ細の下流に入れると連チャンまさかと思って同じところに送り込むとまたヒット3連チャン。周りにいた地元のお馴染みさんがそこどけって場所取られた。でもお馴染みさん釣れない。カガメ、カガメと言ってあげると掛けた。やはり細のようなチャラ瀬は背を低くしてアユの警戒心を少なくしないとだめだ。あーあやるところなくなった。しょうがないから発電所からの流れのヘチを引いてきたら25センチクラスがきた。ヤッターと思ったらウグイだった。でも上野原のウグイの塩焼きはアユにも劣らないのでキープ。ここで15センチクラスを3匹追加。帰りは2時間かかった。家に帰ったらかみさん勝ったーーーだって。まー今日もご機嫌。家内安全。

スケール20センチもいらなかったなーーー。